少人数の小学校に通っていることを書いたので、ついでにざっくりよかったところを。
・縦割り班での活動が多く、給食も全学年。お互いを思いやるように。大きい子への憧れや小さい子への配慮がある。
・クラス全員が責任者。リーダーとなることへの抵抗感がない。
・保健室にいった息子を迎えに行ったら、警備のおじさんまで「息子くん、昼休みは元気に遊んでいたんだけどね。」とにかくみんなが息子を知っている。
・発言がたくさんできるので、授業が飽きない。(算数などはもともと少人数なのに二つに分けたので、数人でじっくり自分の論を発表する時間があり、息子には向いていた。夏休み課題発表も全員がひとりずつ発表できる(息子は10分以上やってしまった)。
・クラス全員で仲がいい。そんな雰囲気だから、ひとりだけ違うことをしていても省かれない。本が好きな子は本を読み、野球をする子は野球をする、互いが尊重されていた。
・自分と違うタイプの子と仲良くなる。
・実験や家庭科実習などで活躍できる
・全校で保護者同士も知り合いなので、他学年の子から見た子どもの話が聞けたりも。
・みんな知っているので挨拶が当たり前。
・学芸会などが最初から最後まで見られる。
・音楽会などで目立てる。
・他学年の競技や出し物も知っている子なので面白い。
よくないかも、というところ
・なかには声が届きやすいので学校への要求が高すぎる保護者も。
・他学年では子どものトラブルで保健室登校の子も。クラス替えがないから長引きやすいかも。転校をした方も。
・PTA活動が忙しい。ひとり何年も。よくないかどうかはわからないが、一般的に面倒だと思われる方には大変。その分親は学校生活に詳しくなる。
・大人数ならではの競技などが取り組めない。(運動会や学芸会は二学年合同など)
・合唱が寂しい(声が少ないので迫力に欠ける)。
・いろいろな子がいる、というのがわかりにくい。
・塾などで同じ学校の子がいなくて寂しい。
・公立中学校で同じ学校出身者が少なくて寂しい。
ほかにもあるかもしれませんが。
固定観念という記事も書きましたが、「少人数=寂しい」の一言で片付けられることも時々ありましたね。
私自身はマンモス世代だったので、中高も三年間いても見たこともない同学年生がいたり、クラスメイトでも話したことない人がいたりで不満だったので、息子を見ていてうらやましかったです。