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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

学歴と生き方〜女性の進路をどう考えるか〜

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女の子の進路は慎重に

常々、特に女性の進路については難しいと考えるところがあります。

私は別に男女とも高学歴万歳とは思いません。

いつも書いていますが、人に合った環境、目指す進路につながる環境。
それで食べていけるなら、それでいいわけで、必ずしも高学歴である必要はないし、高収入でなくてもいいと思います。

 

先日とても話題になっていた記事、ご存知でしょうか?

 

(2016.7追記
ブログがなくなっていました。はてなブックマークをリンクします。)

b.hatena.ne.jp

 

この記事に対して直接言いたいこともあるのですが、まずは、女性のキャリアについて日頃いろいろ思うところを。

 

ここからは、「結婚して子どもを育てる」生き方をしたいという人であることを大前提とさせていただきます。

女性で独身でバリキャリでいくわー、という方、おひとりさまでゆったり好きなことするわ、夫婦二人の人生よ、な方など多様な価値観を否定するものではなく、自分含め多くの方がなんとなーく望んでいる「子どもを作る」という観点でのみの意見となります。ご了承ください。 

妻の人生、夫次第?(バブル直後世代編)

母から、女性でも自立できたほうがいい、きちんと仕事ができたほうがいい、自分は子育てで仕事を辞めてからはパートを転々としている。

そう言われて育てられ、自分なりに進路を考えてきて、その結果希望する進路に必要と思って四年制大学を目指したわけですが、結局入学後に路線変更をし、技術系に行くことに決め、大学時代は単位をとるだけであとは技術系の勉強やアルバイトをしていました。
まだ育休どころか産休の言葉も聞かないころで、「寿退社」「クリスマスケーキ」と言われた時代ですので、いまのキャリアプランとは合致しないとは思うのですが。

★ご存知ない方に
寿退社…結婚で退社が当たり前、クリスマスケーキ…25日をすぎたら価値がない、女性も25すぎたら売れ残り、というひどい考え方


「このまま学歴を使って一流企業に入ったとして、自分のやりたい職につける可能性はかなり低い(技術採用でなければ、どこに配属されるかわからない)。」

そして数年して寿退社でなくとも、妊娠したら辞めるのが当たり前だったので、そうして子どもが小学生になったらパートをして結局母のように生きていくのか。(専業主婦は暇そうだし、どうせなら稼ぎを増やしたい)

結局親につけてもらった学歴を一切使わずに職についたので、親には申し訳ないなーと思うのですが、結果自分は自分なりの仕事を見つけてすでに20年以上。

私の友人には同様に出産で退社して専業主婦→パート主婦はとても多い。
銀行勤務の夫を持つ友人は社宅にいたころ、

「周りのお母さんたち、そうそうたる学歴よ。いまはみな専業主婦。」と。

結局その友人は子育てを早めにすませて、途中から自分で事業を立ち上げて、いまは充実した仕事を得ているわけですが、なかなかそこまでできるバイタリティのある人は少ないですよね。

専業主婦が貴重な仕事である、を否定するわけではないけれど、ここでそんな話は意味がない。

やはり、特に女性は先のことを考えて進路を考えるべき、と強く思うのです。


本音を言おう。

  • 母の教えはそのままだと微妙にパート主婦につながりそうだった。
  • 女性は結婚する相手の職業や地位が大きく影響する。
  • 子どもを産むのであれば、いつ産むのか、産んだあとどう育てるのかを考えるべき。
  • なぜなら子どもができれば多くの場合は妻が子育てをメインに請け負うから。

 

なんだよー、夫選び結構大事じゃない!
もっと夫の就職活動に熱心になればよかった! お母さんおしえといてよ〜〜。

 

と少しだけ思ったのは否めない。(いやいやいま幸せよ。)
そしてその新たな価値観のためには次のような対策があることに気づきました。

  • 高学歴夫を捕まえるために高学歴になる。
  • 女子大などで、高学歴大学のサークルに入って高学歴夫を捕まえる(東大女子はもてないらしいじゃん?という声アリ)。
  • 高収入な人が一緒にいる職場に就く(必ずしも自分が高学歴でなくてもよい)
  • 高収入でなくていいのなら、希望する職業(転勤なし、土日休みとか)の人と出会える環境に就職。
  • たとえば子育て家事を一緒にやってほしいなら、そのような人を選ぶという手も(専業主夫やってくれそうOR自分と同じくらいの収入で対等な関係←結構むずかしい?)

実際これはこれで賢いのじゃないかと思うのです。

キャリア志向の女性

さて、ここまで、女性がバリバリ働いてキャリアを作る話が少し抜け落ちてますね。

件の記事の方は、超高学歴にもかかわらず専業主婦になっていますが、

学歴にはまってその追求をされた方は、

  • 婚活する暇がない
  • 敬遠される
  • 気がついたら子どもが産める年齢を過ぎていた
  • 子育てはしているが、他人に任せきり

になりがちと思うのです。もちろんなっていない人もいますが、それは後ほど。

実際「娘に独り立ちできるように頑張りなさいと勉強をバックアップしたら、さっさと海外へ行ってしまって、40過ぎても結婚してくれない。孫の顔が見られない。」と嘆いているお母様のご相談を拝読したことが。
まあ、仕方ないよね。幸せならいいじゃない。子どもは子どもの人生な訳だし。

 

望まないけど共働き(現代編?)

また、本人が望むならまだしも、いまはキャリアを追求しない人にも共働き当たり前という価値観と、環境、そして伸び悩む夫の収入によって、望まずに働かざるを得ない女性も。働かなきゃ豊かに暮らせない! という切実な悩みもある。 

共働き子育ては覚悟がいる

フルタイムで残業もあれば、余裕のない生活。健康でないと続かない。
また、保育園はいいとして、小一の壁にぶつかる。

dual.nikkei.co.jp

 

実際深夜まで働いている息子の友達のご両親は、帰ってくるのが深夜1時ころ。時々海外出張。
お子さんは学童をはしごして、毎晩学童で夕飯。
小学生のとき、自宅マンションのピロティで転んで出血してうずくまったまま数時間いたのを夜発見(さすがに深夜じゃなかったみたい)とか、寝ろと言っても親御さんが帰ってくるまで起きているとか、なかなかお子さんにとってハードな環境でした。
当然宿題や勉強に支障は出ていました。

別の友達はお母さんがバリキャリ。お父さんが自営。自営だから奥様よりは動ける。
でも、やはりお子さんは少しストレスフルのようでした。
友達間でいろいろトラブルもありましたが、お母さんはそれをしらない。
お母さんは「学校のことなんにも知らない!」が口癖でした。

自分や環境だけの問題ではない、一番大きいのは子どもの生育環境でしょう。
フルタイムのそして結構忙しい職場に就職するということは、そういう子育てをする可能性が高い、と覚悟しなくてはならない。
もちろん、バリバリ働いて、子どもにもちゃんと目をかけてあげている親御さんもいらっしゃるでしょう。それは並々ならぬ努力の賜物だと思いますし、そうやってできていることを否定するものではありません。また、祖父母の支えがあれば難なくできるかもしれません。


子育てをそれなりに重視しつつ、仕事もする、という選択だと、キャリアを選ぶ時に男性以上に気をつかうべき、と思うのです。
本来なら性差で職業選択に差が出てくる世の中なんてダメなんですよね。
でも、実際いまは妻のためなら自分の仕事を犠牲にしてくれる夫をさがすのはとても難しいし。
だから、資格職で復帰できるようなものは、高学歴より価値があるかと。
だって新卒採用以外は高学歴あまり威力発揮しませんよね。

 

子どもの教育に熱心になりたい高学歴の母親は多いはず

京大卒専業主婦さんも、子育てをしていたらこんなに叩かれないのでしょうね。
実際中学受験などは高学歴専業お母さんがいると大変心強いと思います。
あの東大三人入れた佐藤亮子ママだって津田塾出身で優秀な方ですよね。
そして、子どもを四人も育てて、受験に専念できるのは、ご主人の力ですよねー。
勉強に限らず、アスリートや芸術家もある程度までは親御さんがかかりきりになる可能性は大きいですよね。


女の子がいらっしゃる親御さんは、学校選びからその後のキャリアまで、本人と話し合って、望む子育てができるような進路とはなにか、考えてみては。
前向きに考えれば、人生の選択肢は男性よりバラエティに富んでいて、むしろ自分の能力だけじゃないものを得られる可能性が。

これからの社会に望むこと

今社会で問題だと思うのは、保育園もまあ切実ですが、それより「夫の給料でどうにかさせてくれ(働くか働かないかの選択肢がほしい)」ということと、男性も女性も育休だけじゃなく、元いた職場に戻れる制度
なんであんなに苦労して就活するのに、辞めたらそれまでなのか。
気を遣いながらの育休や時短だけじゃなくて、すっぱり子育てに専念でき、戻りたい時に戻れるといいのですが。

私は、子育てしたかったですよ、結構ちゃんと。
だから在宅で、仕事量は減らしていました。子育て面白くてたまらなかった。

 

と、ふと、過去に独創的な勤務体系を採用している企業があることを思い出しました。

いろいろな形態で仕事ができる、もちろんそれにより給料も違う。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

 

お金は欲しいけど、常に満額もらえるよりも、子育てやその他(最近は介護も)に時間をもらえる方が嬉しくないですか?

 

この会社のことは以前テレビで見て、見た限りでは素晴らしい、まさにこれをやっておくれ、と思っていました。

実際はこの会社がいいのか悪いのか、実際の意見を知らないのでわかりませんがこういったシステムはどんどん増えてほしいなぁ。 

 

できる人は貢献してほしい(京大卒さんへ)

息子にも時々話すことがあります。

「せっかく才能を持って生まれたのであれば、それを周りに還元しなさい。社会に貢献しなさい。」

アスリートが血のにじむ努力して人々の心を動かすように、芸術家が身を削って人に感動を与えるように、みな、それぞれ持っているものを、特に優れているものならなおさら、と思うのです。
ま。息子の才能がどの程度かはよくわかりませんが。


ノブレス・オブリージュという言葉、思い出して探すとこんな記事に出会いました。

 

d.hatena.ne.jp

 

税金云々もしかりですが、まず、自分が恵まれていたことに感謝しそれを有用に使う、というのが望まれるかと。

そしてこの記事の方が、「もったいない」と言われることを「嫉妬からである」とか「学歴に執着しているから」なんて俗なことしか思いつかないなら、なんとも情けない。

 

そのくせ人に言われて傷ついている。
私は、「別に言いたい奴には言わせとけ」でいいじゃないかと思ったのです。
別に私もこの方が専業主婦でもそうでなくともどうでもいいですよ。
なんで他人に許してもらわにゃならんのか。

「悪いか!」一喝でおわりでしょ。

 

結局人からどう思われるか気になるのか。
(そして相手がわからないと非難する。人がどう思おうとそれこそ勝手だ。)
人からどう思われるか気になる人は、なにかというと「嫉妬」を持ち出す。
そんなに執着している人ばかりじゃないですよ。

最後に同じ価値観の夫との幸せアピールで記事を終える。

読んでいて辛いのでした。

昨日NHKのおはようニッポンでもアドラー心理学を紹介していましたが、一度読んですっきりしてみてはどうかと。
人生の最終目標は、「自己実現」と「社会貢献」だそうです。
 

 ↓アドラー心理学の話は下記で

vt-maguna.hatenablog.com

 

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