悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

アウトプットの大切さ〜読書感想文は大事だった〜

勉強時間ができました

つい最近までは、週刊の仕事に追われていて、仕事中心で動いていたのですが、その仕事のペースが少し緩くなってしまいました。

仕事としては残念なのですが、ここしばらく私自身が仕事や子どもの諸々に追われ、本業のスキルアップもままならなかったのですが、(というか必要に迫られて技術を身につけていました)ここはいろいろできるチャンスと久々にワクワクしています。

ブログもその一つでした。その他にも別の仕事先からこういうことできないかと提案があり、早速新しい分野の勉強をしています。

いまは、下記のような様々な勉強サイトもありますし、youtubeでもいろいろなことを無料で教えてくれる奇特な方々がいらっしゃいます。いつもいつも感謝です!

 

dotinstall.com

 

www.udemy.com

 

ハードルをものすごく下げる

先日1日でyoutubeに動画をアップしました。
それはそれは稚拙なものです。
別にyoutuber狙っている訳ではなく、仕事関係の練習ですが、せっかくなのでアップしてみました。

この行動のきっかけになったのは、立ち読みしたある本でした。
(残念ながらタイトルを忘れました。面倒くさがりの人向けの本だったような)

あれもやりたい、これもやりたいといってできない人は多いけれど、とにかくまずやってみる!

ということで、その本の例ではyahooオークションの出品をお客さん(相談者)に課しました。そのときに目から鱗だったのが、「写真も載せず、「バッグです」のようなたった一言の説明で良い。」という指示でした。

お客さんは「そんなんじゃ売れないでしょ」と思ったらしいのですが、もちろん売れないのです。それでも「出品できた!」というのが大事である、と。
当然あっという間に出品作業完了です。
一度出品できてしまえば、さっさといいものにしたいから次の行動ができるわけです。

詳細はちがうかもしれませんが、そんな内容でした。


ぱあっと霧が晴れたような気がしました。私結構こだわるところがあったのです。
ブログがあっという間に作れることも、youtubeにアップするのがおそらく簡単であることもしってはいたけれど、書くなら読まれるような記事をとか、きちんとコンセプトをとか、デザインもきちんとしなくては、とか。準備が多くて面倒臭い。そんな時間ないし、と。

でも、その本のおかげで、とりあえずやってみよう。と。

そうして少しずつ少しずつバージョンアップしている(つもり)です。
それからいろいろな試行錯誤の連続ですが、毎日少しずつ新しいことは続けています。

(著者さん誰だかわからないけど、売り上げに貢献せずにすみません!)

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読書感想文に書いた本は忘れない

さて、前半は子育てに何にも関係ない私語りで、毎回だいたいひとつの記事に二種類くらいの内容を書いてしまい、まとまらなくて申し訳ないのですが、ここからが息子との会話です。

試験が終わった息子は、久々ののんびりムード。昨日の下校時は思い切り寝過ごして都内を脱出していました。
珍しく食事の時にたくさん話をしました。
「学校にすげぇやつがいる。あいつの能力はすごすぎる。下ネタでもなんでも英語で言えるんだよ」とか、別の友達のことも「あいつもなかなかすごい。ロッカーにドストエフスキーを7冊も入れていた」といった話は面白いのですが、そこから彼の持っていた文庫はどこのもので、

「奴は新潮文庫が好きだが、おれは岩波文庫だ。これはカバーがない頃の本で、背表紙が硬くてここが好き。角川はここが薄っぺらくてダメ」

と延々。しまいには岩波文庫の最後のページにいまでも載っている岩波文庫発刊に際しての文章「読書子に寄す」(相当長い)を朗読し始めました。
なんだろう、オタクですね。
私は「いつ終わるんだろう。眠くなってきた」となり、いつも私の説教をごろごろしながら眠そうな顔で聞いている息子の気持ちがちょっとわかってしまいました
(新しい発見でした。本当に私、横になってしまいました)

そして、いまはまっている「文法」についても延々と話を続けて、「文法で疑問に思ったので先生に聞きに行って話し込んだ」とその詳細を語るのです。
その内容も20分くらい聞かされ、全く意味不明興味なしでしたが、それを熱心に聞けるほど私は修行ができていないことを実感しました。

で、ふと、
「そんなにいろいろネタ持っているならブログ書きなよ。きっとそういうマニアックネタ(英語・日本語文法・古典文法とかラテン語とか)が好きな人の目にとまれば、新しい情報も得られるかもしれないし。」
と話をしたのです。

すでに本人は様々なマニアの方のブログなどは目にしているようで、時刻表おたくの友達と乗り鉄をするときにも、
「あいつでもわからない、時刻表に載っていない電車のシートのタイプもわかっている「神」が(ネット上に)いるんだよー!!」
と話していました。そんな神にはなってほしくはないが。
でも、せっかくいろいろ持ちネタがあるなら、発信してみたらと思ったのです。

それで思い出したのですが、自分がいい本だったと記憶してそこを語れるほど記憶が残っているのは、読書感想文で書いたものが多かったのです。

先ほどの文庫本の話で息子が持ってきた中に『君たちはどう生きるか』という本があるのですが、高校時代に読んだのだけれどとんと内容が思い出せないのです。
感動したはずの他の本も、詳細は覚えていません。

アウトプットって大事なのだと改めて思いました。これに気づいたのはつい最近です。

こんな記事がありました。↓

 

blog.tinect.jp

 

↑私も使ったこともない動画編集ソフトを立ち上げ、そのままやるだけやってアップしましたが、そのおかげで手持ちのソフトの不足部分などがすぐわかりました。普段の仕事だと、まさにこのやり方で必要に迫られてどんどんやるのですが、個人のこととなると腰が重い。

 

家庭教師で教えているときは、「じゃあ、自分で説明してみて」と、文法や要点などを本人に説明させるというのはよくやっています。
ただ聞いているだけだと集中力も途切れるし、緊張して聞く姿勢も持てるし。
それが記憶にもよい、と思ってはいたのですが、自分の出力したものは細かく覚えているが、逆に感動した本でも自分で読んで終わりの本は驚くほどなにも覚えていないのです。

勉強も大事だけど、表現するっていうことも覚えてほしい。
そういえば、私は中学生の頃音楽やイラストにはまって、同人誌が作りたいと思っていました。でも、二個ほど人の主催のものに寄稿したりする程度で自分で立ち上げることはしなかった。
一誌はプロ並みの仕上がりで、当時ワープロしかない時代にかっこいい印刷物を作っていました。これはとても真似できないな、という印象。

でも、もう一誌は、おそらく女子高生仲良し何人かで作っている風で、ノートに手書きをコピーしてホチキスどめでした。内容も普通の女子高生のつぶやきや落書き的なもの。それが定期的に郵送されてきました。そんなものなら自分でもできたのにな。
 

ちょっと、アウトプット派頑張ってみようと思うのです。
そして、息子もせっかくのそのオタク知識を共有できる喜びを知ってほしいし表現してほしい、と思うのでした。

 

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