悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

ポジティブ対ネガティブ

時々拝読しているLife Hackerでこんな記事がありました。

www.lifehacker.jp

 

ポジティブ思考を常に意識しているとネガティブな考えが頭に浮かんだとき決してリラックスできないので神経が逆なでされます。結局、幸福で楽しい状況よりもストレスまみれの、常に警戒態勢でいることになります。他人から常にポジティブでいることを期待されていると思うと余計なプレッシャーに身をさらすことになります。そのせいでそれまで以上にネガティブな感情を感じる頻度が高くなります。 

これで、そうそう、と思い出しました。
密かに気に入っている、お笑い芸人ヒロシの日めくりカレンダー「まいにち、ネガティブ」 。

大ヒットした松岡修造の「まいにち修造」を模して作られた、ひと月分の日めくりカレンダーです。
我が家では新年から何回も読んでいるのですが、なかなかギャグだけとは言い切れない、自然体でいいじゃんといったヒロシのメッセージがつまっていて、いい感じなのです。

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もともと彼のネタは自虐の影で「でもいいじゃん」といいたげで、割と好きだったのですが、松岡修造のポジティブさも相変わらずうけているのだなぁー。

いよいよスマホじゃない私も自分で写真を撮ろうかしらと思ったのですが、なんとも面白い二つのカレンダーを比較したページがあったのでそちらを参照ください(うちには修造カレンダーはありませんし)。 

corobuzz.com

 

こちらで紹介されていないなかなかいいコメントを。

「どん底にも安住の地」

格差が広がっているといいますが、ずっと底辺にいる自分には、何も変化がありません。

無理に周囲と自分を比較しなければ、どん底にも安住の地はあるとです。

変に焦ったり、悲観したりしないようにして、それなりに楽しく生きましょう。

Life Hackerの記事でも

そして自己評価がもともと低い人には、いわゆる肯定的承認(例:私は愛すべき人間だ)が害になる可能性があります。

と言っています。

楽観的なのは良いことかもしれませんが、何が現実的で何がそうでないのかわからなくならないようにすることが大切です。心理学者のChristopher Peterson氏はこれを現実的楽観性と呼んでいます。

(中略)

もう1つ私が提案したいこととしては、肯定的承認はしないことです。もともとの自己評価が低いと、「私は人に好かれている」とか「私は頭が良い」のようなフレーズを繰り返すと、気分がますます悪くなります。

まさにそうですよね。かなり気分が悪くなりそう…。
私の楽観性のベースには、肯定的承認ではなく、「こんなもんでもいいでしょ」といった視点があります。
ヒロシの自虐もそんな感じがして楽になれるのでしょう。決してネガティブではないと思うのですけどね。

もう発売からだいぶたっているし、カレンダー購入には季節外れではありますが、基本ひと月で完結していつでも使えるので、興味があれば手に取ってみてください。

私も「嫌われる勇気」「諦める力」ときて「まいにち、ネガティブ」を紹介するとなるとなんか志向がよくわかるなぁ、としみじみ。アウトプットすると自分のこともみえてきますね。

というわけで、私は我が子に修造節は言わないわけですが、トイレで毎朝ネガティブと対峙している息子は何を思うのか…。

 

 

 

 

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

 

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