悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

SAPIXのテキストをどう管理するか〜受験生の机まわり

受験生には勉強一色の夏だと思います。

サピックスに入塾した5年生二学期。それまで四谷大塚の通信をやっていたので、突然毎週増えていくプリントに戸惑いました。

 

うちの子は二度ほど隣の子とプリントを差し替えて持って帰ったことがあります。
サピックスでは隣の子と交換して丸付けをするので、返し忘れがおきがち(息子だけ?)なのですが、それで他のお子さんのテキストを見たことがあります。
プリント冊子をそのままパンチで穴をあけて紐を通してあるものでした。
きっと全テキストを保管されているのでしょう。

 

サピックスのテキスト管理は各ご家庭それぞれで変わると思うのですが、最初の頃は下記のようなポケットファイルに入れていました。
 

 

しかし六年生になるとテキストの増え方も半端なく、ポケットは出し入れが不便、厚みがあってファイル自体が変形したりポケットも破れたり。

 

それでそれからは、下記がお気に入りになりました。

 

lohaco.jp

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こんなかんじでサピックスのテキストを半分に折ったものをそのまま入れられます。
ボックスでこれだけ幅があるのは珍しいです。
いらなくなれば折りたためるのでがさばりませんし軽いです。
パンパンになっていたので、たたんでありましたが、復元してもゆがんでいます。

それをたくさん買ったものを、同じくロハコで買ったラックに並べました。

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これもサイドが木目調で、インテリア的にもそう悪くないうえ、さほど高くないので、増えてきたらもうひとつ追加しました。いまはひとつは私の仕事机の下に入れて使っています。

 

↓ご興味のある方は、よろしければこちらからご訪問いただけると嬉しいです。 

 

さて、それから、片付けられない息子と大量のテキスト、リビングで勉強となると大変なことになってしまいそう。

ですが、我が家では以前かいたスクールカウンセラーの先生とのお話で、
「片付けられないなら大きな箱にポイポイ入れ込むだけにしては?」
といわれたことを思い出して、このような箱を用意しました。

 

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大きさの目安に、ほとんど残っていないサピックスの残骸(中身はなし、バインダーのみ流用)を入れてみました。B5サイズです。

 

この雑貨屋さんで買ったカゴにありとあらゆる文房具、単語カードなどを放り込んでいました。単語カードは小さい箱にまとめてこの中へ。

片付けたいときはとにかくここに放り込んで、うえのラックの上段にカゴを入れるスペースを作っていたので、そこに戻して終了。

 

このかごのよいところは、細かいものは必ずここにある、ということです。
要するになくなることがない。片付けさせようとすると、自分の机周りに持って行くけど面倒でその辺に置いてしまい、机の下におっこっていたり、引き出しも適当なところにしまって、いままではいつも、「あれ出してきて」というと探し物が始まって全然進まないのがデフォルトでしたが、そのストレスがなくなりました。

コンパスも定規もカッターもノリも文房具は必ずここ。

テキストに関しても、ラックを二個リビングに置いていましたから、必ずそこにある。キャスター付きなので、お客さんが来るなどで邪魔なときはどかすのも楽です。

 

テキスト管理は

また、理科と社会は表紙がカラーで写真資料もあり、とっておきたいものの、ポケットタイプのものに半分に折って入れていてはわざわざ出してみないので、B4ファイルを買いました。

 

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結構大きくて立派です。あとの使い道はなさそうだけど。。

 

社会はよくできたほうでしたので、終わったテキストの間違え箇所のみノートに転記して、あとは問題部分は全部すぐに捨てました。

 

理科は、問題部分だけ抽出して、やっていないところを中心にまとめてPPボックスへ。
やったけれどもまちがえたところは間違えノートに切りはり(私の作業です)。
表紙はB4ファイルに入れてしまうのでないけれども、やっていない問題部分は、テキストの一番前のページの上にテキストナンバーとタイトルを転記しておきました。
そして当然やるごとに捨てていました。

 

国語も分解していました。
漢字はあまり間違えなかったので、見直したら間違い漢字のみを普通の漢字ノートに記載して、捨てていました。

 

ここには問題を解いていてわからないものはなんでも書き込んでいました。

文章題はもう一度やる機会はなさそうなので捨てました。
文法などの問題でやり残しているところは綴じておきました。

 

算数はたくさんあって大変でした。最初は土特と平常授業でわけていたのですが、そのうち、単元ごとにまとめておくようにしました。
まず、デイリーサポートは即分解。レベルの違う問題は捨てる。それでも一ページ4問あるので、意外と捨てられなくてイライラするのですが。

 

デイリーサポートと冊子デイリーサピックスは連動しているので、どれが同じ問題かをみながら、デイリーサピックスの問題番号の脇にデイリーサポートで一発でできた問題にはokを書いてやらなくていいとわかるようにしました。
また、復習テストでできていないところなどはそこでできなかったこと、デイリーサポートで二回やってもできなかったときは「デ(イリー)②」と書いておきました。

なので、ほとんどすべての問題にOKかデ(イリー)①とか②と書いてある状態。一見して何ができないかわかるので、この作業は面倒ですが限られた時間で無駄な問題を解かないためには効率的で良いかと思います。

最後の方ではウィークリーサピックスのデータともつき合わせました。

 

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とにかく、やるべきものしか手元に残さないようにしていました。

 

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またまたロハコですが、間違えノートには上の10冊300円代のノートを使っていました。

安いし、テキストを貼るだけなので、罫線とかどうでもいい。思い切り使えるやすさでおすすめです。

 

あと、社会は間違えを転記するだけと書きましたが、それも社会専用ノートではありません。

 


コクヨ ノート 4冊パック 6号 セミB5 A罫30枚 ス-T602A

 

B5サイズの上のようなリングノートにとにかくいま覚えなきゃいけないことを漢字も理科も歴史もすべて書いていきました。(算数はあまりそういうものではないので書きませんが)

要するに覚えるものリストのようなものです。

小さいノート1冊にした理由は、常に毎日持ち歩ける、管理が楽ということです。

それぞれで作ってしまうと、きちんとまとめすぎたり、わざわざ持ち歩かずに書きっぱなしになってしまう恐れがあるからです。
これも何冊かになりました。古いものは覚えてしまうので、常に新しいものを持ち歩くわけです。

 

それを見れば、今自分が覚えなきゃいけないことは三教科一目瞭然というわけです。

 

あとは大量の単語カードです。

 

100円ショップにもありますが、リングがプラスチック製などだとめくりにくかったりします。基本めくりまくるので、それと書きやすい紙のものを選んでください。

 

社会の年号語呂合わせや理科の問題なんかも大きめの単語カードにしました。

理科などは、例えば火山の種類や花の種類のイラストやなどをテキストを分解するときに切りはりして単語カードにはって、出かけたときにクイズのようにしてめくりながらやったりしていました。

 

こういった細々を子どもが勉強している隣でやっていました。
切れるハサミと、カッター、カッティングボードそれから大量のノリなんかも必要ですね!

 

いまサピックスのテキストって売れるのですよね。
テキストが手元にないので画像検索するとたくさん出てきます。
それは知っていましたが、なにより見た目でこれだけやればいいとわかるものが大事と思っています。それがなにより大事だったので、新しいのを持ってくると即ホチキスをはずしていました。
それから、とっておいてもどうせそんなにできないのですよね〜。
そういう意味では厳選するって大事かもしれません。

 

それぞれのご家庭で工夫されていることと思いますが、最初にサピックスに入った頃、これをどうすべきかとちょっと迷ったものなので、参考になれば。

 

 

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