テレビ番組の「初耳学」かなにかで、林修先生が
「大事なのは数学」
とおっしゃっていました。
数学的思考があることで、物事を論理的に考えることができます。
確かに、テレビやその他で見る私が「頭がいいなあ」と思う人には、
例えばクイズとか何かを説明するときに
「これがこうでこうだからこうなる。」
といったように因果関係をきちんと淀みなく説明できる人が多いです。
努力家タイプでも天才タイプでもそんな感じがします。
息子にそれができるといいのですが、残念ながら今はとても論理的とはかけ離れています。
「これやるって言ってできてないじゃない。」というと、
「できているときもあるよ。」
とか、
「昨日はできていたよ。」
などという。
例えばある治療で薬を飲んでいるのですが、それをきちんと飲まない。
昨日飲んだ話をいまされても意味がないと言うのだけれど。
そもそもその薬を飲まないと早急に症状が悪化するような欠かせない薬ではないこともあって、本人自身の薬への意識が薄いのでしょう。
それでも治療をしているならきちんと飲まないと、薬は飲む時間も用量も大事だということなどを具体例を出して説明もしました。
それでも毎回必ず飲まないのです。
そのくせ言われたとしてもすぐに飲まない。
すぐに次の行動に移れないのも彼の特徴です。それで促しても結局忘れて一回の薬を飲ませるのに数回言わなきゃいけない。
まあ、ここまでは、本人のどうしようもないところなのだろうな、と思うようにもしています。なんらかの治療が必要なほど困ってはいないのですが、まともに向き合うと本当に疲れます。ほとんどの約束事は守られませんし。
それでも、論理的に物事を考えられたらなーと思うのですが、無理なのでしょうか?
ひとつには自分の目的を確認すること。
目標:治療して完治すること
それから自分が忘れがちであるということを認識すること。
対策:アラームをかけるとかの工夫
目的を思い出して、事務的に処理すること。
実際はそのときの気分が大事で切り替えられないうえ、人から言われることが苦手なのだけれども、目的のためにはいたしかたない、また、いますぐやらないとまた忘れてしまうからと、頑張って動くようにする。
これができれば世話ないのですけどね。
とにかく、自分の苦手なところを客観視できないことには、治すことなど不可能なのですけどね。
論理的思考について探してみると、ビジネスで問われることが多いようですね。
でも、勉強や身の回りのやらなくてはならないことをこなすのには子どもにも身につけてほしいものです。
下記で論理力を育てる子どもへの接し方について解説してあります。
この中で、具体⇄抽象の置き換えができると強いと聞きます。
そういう訓練は下記の本で簡単なものから訓練できるようになっています。
息子はこの問題集はやりましたけれど、これは本当に初歩の初歩。
また、反抗期なので、敢えて屁理屈を話しているとも言えます。
それにしても主語が足りなかったり、いきなりこちらの情報のないところにその情報があるという前提で話をしたり。
もう少しスマートに話してくれないかなぁと思うのです。