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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

中学受験志望校選択〜志望校逡巡と結果発表(3)

休暇をとっていました。

息子はやり残した大量の宿題をいくつか鞄に詰めましたが、一分もやりませんでした。
重い荷物で体を鍛えたかったのかしら。いつものことです。
中学生には何をいってもきかないので、もはや放っておきますが。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

 

データは昨日までで出尽くしています。

志望校選びと結果からのまとめをしたいと思います。

等身大の経験談が必要

私も普段は仕事と息子の受験勉強に忙殺されるなか、中学受験ブログは時々拝読していました。それで、今後息子はどんな環境に身を置くのか、参考にさせていただいていました。ご恩返しと思ってしょぼいデータを公開しました。

 

成功例はよく雑誌でも取り上げられますが、そこに出てくる

「勉強しなさいと言ったことがない」、「習い事と両立」

といった理想的な話。

ともすれば、「勉強漬けかわいそう」と思っているけれどもちょっとだけ受験には興味がある親御さんが飛びつきたくなるような内容。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

 

だけど、実際はそんな理想的な話って、ごくごく限られたお子さんの話であること。
受験雑誌は何の目的であのような記事を書き続けるのか。
すごいから記事にするのか。それとも上のような勉強漬けは嫌だという親御さんを受験業界に引き込みたくてなのか。

だけど、ほとんどの親御さんはうちならどうなのか、を知りたいのであって、どこかの稀有で優秀なお子さんのケースを聞いても多くの方には役に立たないのですよね。

今回は、以前の私同様、おそらくデータを知りたい親御さんから多くのアクセスをいただきました。
きっとそのご家庭なりに感想はいろいろかと思います。
行きたい学校も違えば、今までの経験もこれからの伸びしろや耐性も異なるので、これが答え!というものはどこにもありません。

 

それでも、この記事の(1)で、無理だと思う(A)の受験を諦めなかった理由は書籍での先輩の親御さんの経験談から決めたと書きました。
あと、最後まで合格可能性を出せなかった(B)を本命の2/1にした背景は、塾の雑誌の受験後座談会での合格者の話で、40〜50%程度しか出したことがないという子が複数いたことがあります。

いろいろな意見やデータを見て、そこから決めるのは親子です。

前回までも書きましたが、あとはどの程度お子さんの模試の結果を分析できているかも結果に影響するかもしれません。

 

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我が家の選択

逡巡と書いていますが、本当に悩んでいたのは、無理っぽい(A)を受けるかとおそらく入れそうな(H)でした。

(H)を2/1にしなかった理由は、(B)の文化祭での生徒の雰囲気でした。
良い悪い、ということではなく、やはり明らかに違いを感じました。

おたくっぽくマイペースだけれどもいろいろと活動的な息子に合うのは、やはりどちらかというと(B)だと感じました。

やはり今では、自分と同じ分野のオタク、また違う分野のオタクを互いにリスペクトし合う環境や、生徒の自主活動に熱心な様子、多少変わっていてもそんな子がゴロゴロいるから居場所がある様子を見て、よかったな、と思っています。

 

(H)の教育方針やカリキュラムはむしろ(B)よりきちんと説明会では受け取れましたが、結果的には「息子に合う環境」で選びました。

 

私自身が以前書いたように、自分にあうかよりも受験に有利なところを狙って、結果的には辛い3年間を過ごした経験もありました。

 

順応でどこにいってもうまくやっていけるお子さんであれば、お子さんに合うかどうかよりもどんな教育が受けられるか、進学に役に立つかで選んでもいいのだと思います。

受験時に追い詰められない志望校選択を

中学受験の悲惨な話、我が家にはありませんでしたが、きっと世の中にはあふれています。
(B)の合格発表で、息子の番号を見て歓喜で涙が出た後ろで、本人と思われる男の子の「…ない…。」という言葉が突き刺さりました。

(B)の合格ですでに我が家の受験は終わってしまった雰囲気でしたが、それでも(A)を二日後に見に行った時、ダメだろうと思っていても、やはり息子の番号がない用紙を見ても涙が出ました。息子が何を思ったか。

息子の友達は、第一志望に不合格で、そのことをクラスメイト(同じ志望校ではなく、クラスメイトの方が上の学校に合格済み)に「残念だったな」と言われたことで深く傷つき、もう二度とその子には会いたくないと言っているとお母さんからお聞きしました。
お母さん自身もそのことにお怒りの様子で、母親同士の関係も終わってしまいました。負けず嫌いのお子さんには、失敗でかなりのダメージを受けるお子さんもいらっしゃるようです。
なかには、結局二番手校に通ったけれども、「どうして自分がこんなところに?」という気持ちがおさまらずに結局そこをやめて公立に入ったお子さんの話も聞きました。

大事なことは、「ここでなければ」という考えを親子であまり強く持たない方がいいということではないでしょうか?

中には「一年生の時から憧れていました!」的な意見を聞くこともありましたが、ちょっと失敗していたら怖いな、と思うのです。

模試の結果を見ていると、とにかく偏差値は高い方がいい、と思ってしまいがちかもしれませんが、よく見ればお子さんが輝ける学校はひとつではないはず。
追い詰めて尻を叩いたところでたいして伸びません。

二学期に息子の模試の結果がどんどん伸びていないことを見てもうかがわれます。
それより、コンディションの悪い時にかなり下がってしまうことがよくわかりました。

 

当日何が起きるかわからない

本人の負担も受験料の負担も大きいので、できればちゃちゃっと受けてうかってしまえばと思いますが、いろいろなことがあります。

息子の場合

初試験日。朝暗いうちに電車に乗っていると、ちょっと変わった男の方が。
空いている電車でほかの受験生と思われる親子の前に立って
「すみません。すみません。」となぜかブツブツあやまる。
何あれ? と思っていると今度はうちの前に来て同様に。できれば精神的に落ち着きたい時に勘弁してよ。

 

その試験、前回書きましたが、余裕のはずが「解ききれていない」。
息子でも雰囲気にのまれたか。

 

最後の(A)の試験日。
行くべき時間の1時間前に到着する予定で出るが、最寄駅のバスの中で喧嘩勃発。
優先席で携帯を使っていた女性に立っていた男性が厳しく注意したらしく、降りろ、降りないの喧嘩。運転手がバスを停めて仲裁にはいり…5分から10分だったと思うけれども、「勘弁して〜」。
そのうち私たちの近くに座っていた男性が「こっちは急いでんだ! お前もいい加減にしろ!」といつまでも絡んでいる注意した男性に大声で注意。
おかげで収拾には向かったのですが、あまりに大声でちょっと心臓に悪かった。
そんなこともあるんですね。

 

今年の受験情報では、前の教科がうまくできず号泣して試験が受けられず別室に連れて行かれた子。ほかにも吐いた子の話も聞きました。
私の受験の時も、隣の子が鼻血を出して別室へ行きました。
また、関西最難関余裕と言われていた子がまさかの不合格というのも聞きました。
全落ちをしたお友達も知っています。幸い二次募集でご縁がいただけたようですが。

 

受験は水物。まだ小学生の子どもがどれだけプレッシャーに立ち向かえるか。

 

都内なら一月校の出来具合で、我が子の出来具合にあった複数パターンを作れること、そこに行くことになっても腐らずに行けるような下準備をすることが必要かもしれません。間違っても「こんなとこなら行く価値なし」なんて言ってはいけません。
模試低迷を続けた我が家はそう言いたくなる気持ちはとてもよくわかりますが、本当に行くことになるかもしれないのだから。

 

わが子に合うレベルかどうか

まだまだ小学生、特に男子などは子どもっぽくて、受験とは自分で勝ち取るものなんて言ったところでわからない。
塾に追われてそれなりには勉強しても、うちでもそうですが、完璧にできたとはとても言えない状況で受験を迎えました。

中にはそういうのが得意なお子さんもいて、塾によっても過去問をやってくれるところなどは、下手すると20年分もやったという話も聞きました。
一方うちは志望校でさえギリギリまで終えることができなかったと記憶しています。

 

ここで言いたいのは、「とにかくきちんとやればできるようになる!」ということではありません。
100%実力出し切って、それでもギリギリのところって、もしかしたらお子さんにはちょっとレベルが高すぎるのかもしれない、ということです。

 

それは、いざ入学後のことになりますが、試験でふるい分けているにもかかわらず、できる子とできない子ははっきりと差があったりします。

もちろんどんぐり状態が真ん中にうじゃうじゃしているし、息子の学校などは息子含めあまり勉強をしていない子ははっきり言って実力未知数です。
高校になって受験態勢に入ると、また順位がかなり変わる恐れあり。

ただ、最初から全力疾走でどうにか合格というのは入ってから厳しいというのは本当にあるかもしれません。

充実した中学生活をおくるためにはその辺もとにかく無理をさせるだけでなく、長い視点で見る必要もあるかもしれません。

個人の能力は驚くほど違う

多くのお子さんの勉強を見てきました。

一回読んだものは覚えられる子、100回やっても覚えられない子。本当にこんなに差があるのだと残酷だなぁと思います。

もちろんそれは勉強に関してだけで、勉強が残念でも他のことで人より秀でていることはなにかあるのではないかと思うのですが。

100m走と同じ。
どんなにがんばっても、あの速い子には絶対勝てない。

勉強は運動神経ほどは生来のものは影響しないと思われがちですが、実際は高いレベルに行くほど、長時間勉強する子たちの集団に行けば行くほど、「超えられない壁」はあるはずです。
努力至上主義でお子さんのやる気や自信をなくしたり、過剰な期待をしてかえって失敗して悲惨なことにならないようお子さんの居心地のいい雰囲気とレベルの学校を選んで、どこかに落ち着けるといいね、と親子で向き合えたら成功するような気がします。

 

 

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