悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

中学受験やその後に役立つ小さい頃の体験5つ

中学受験を終えて、振り返ってみる小さい頃の過ごし方でいいと思ったこと。主に勉強に興味ややる気が出ることなどをメインに考えました。

 

1.本の読み聞かせ

とにかく本に親しむのはあらゆる知識を増やすもとになるので、大事です。
物語絵本を選びがちですが、ジャンルはいろいろなものを網羅するといいと思います。
お子さんが興味があるものを。
勉強のできるお子さんでも、文字にあまり興味がないまたは苦手な子もいますが、そういう場合は図鑑や画集などや工作の本などでもいいと思います。
好きなことに関して本から情報を収集するということを覚えるのによいです。

 

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2.自然とのふれあい

我が家はボーイスカウトに入っていたので、ちょこちょこキャンプなど行ってはいたのですが、もう少し必要だと思ったことは、具体的に昆虫や植物などの観察でしょうか。

受験勉強をする段になって、私には常識だった昆虫の顔や種類にとても疎かったのでびっくりしました。
花の名前や種類分けなどもかなり細かく覚えなくてはいけないので、日頃から野の草花に触れておくと、興味も一層深まると思います。川に行けば、川の石の違いなんかも実感としてわくでしょう。
うちは海派でしたが、磯遊びなんかは機会を逃してしまいました。
海水浴経験は、のちの臨海学校やなんかでも大変役に立ちます。
臨海学校時に海に入ったことのない子がいて、親御さんは心配そうでした。

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3. 旅行

これも大きくお勧めします。どんな旅行かにもよりますが、できれば当地の地理や料理、土産物などがわかるような旅行がいいですね。

中学受験でも、中学校以降でも地理で地域の名産物などは恐ろしい数を覚えなくてはいけません。
郷土料理や土産はたびたび触れているとかなり印象に残ります。少し大きい子でしたら、どんなルートで行くかどうかも相談しながら行くといいと思います。

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4. 交通機関を使う

都会であれば、できるだけ公共の交通機関を使って自分の足で動いてみることも、お勉強的には漢字や地理、地図の見方などの勉強になるでしょう。
うちは鉄道好きでしたので、幼稚園の頃から地下鉄の案内などを本人にさせていました。
小学校一年生くらいのとき、おしゃべりしていたら降車駅についていました。
慌てて息子だけ降りてしまって、荷物が多かった私はドア越しにさようなら状態。どうしよう! と思いましたが、次の駅で折り返して戻ると、乗り換えの電車のホームでちょこんと待っていました。
次にどこへ行くべきかわかっていたので、困りませんでした。受験の塾への電車通いも安心してできました。
漢字などは駅名でかなり早い時期から読めるようになっていました。この辺は興味の有無によるとおもいますが。

あと、ボーイスカウトで隊長さんに教えてもらって、使用済みキップを改札で駅員さんにお願いしてもらう癖がついていました(一言いうだけです。なかにはきれいなハンコを押してくれることも)。
それで切符コレクターになったわけですが、それだけでなく駅員さんに臆せず話ができるということは、先ほどのように困った時に気軽に頼れるのではないでしょうか。
早くから迷惑でない程度に子どもにも対応をさせる、考えさせることは交通機関の利用で特にできたような気がします。

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5. 科学館、博物館、美術館へ足を運ぶ

定番とも言えますが、これら施設は本当によく行きました。
科学館などでは会員などになって安いプランがあったりもします。
美術館なども静かに見られるお子さんであれば、絵の好きな子にはいい刺激になると思います。うちはいつも音声ガイドを借りて存分に堪能します。

公立のプラネタリウムにもよく行きました。時々天体観望会や、専門家を招いた(子ども向けではないが)講演会などがあって、星を身近に感じたり科学者に憧れるきっかけになるでしょう。
科学館などでも、中高生や大学の理系学生によるプレゼンなどはよく見ました。
それがきっかけで大学の研究室の実験教室にお邪魔したりしています。
息子は大学を身近に感じていると思います。

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先取りで学習をするのもいいこともあるかもしれませんが、学校で習う時に退屈になってしまう恐れも。それより、もっと学校の勉強の範囲に収まらない広い知識欲を満たすような、世界を広げるような体験をさせることのほうが、勉強が好きになるのではないでしょうか。

何より出かけるのは時間がかかるので、時間に余裕のあるうちにどんどん出かけてほしいと思います。

 

 

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