親が東大出身でなくても賢く育つ! 頭の良い子を作るリビングの「三種の神器」
という記事↓
よくある「マスト」系、「東大」系。
そんなにみんな東大目指しているのかなと思いつつ、神器について我が家を振り返って。
冒頭
「結局ね、りんこさん、東大に行くような子は元々のDNAが違う。親族に東大出身者がいない家系からは無理!」(本当に身も蓋もなく恐縮である)。
以上引用
大学でくくっちゃうのって乱暴ですよね。まだ大学の進学率を考えたら祖父母の頃って一部の人しか行っていない。いまだって大学進学するのは半数程度なのだから。
で、大学に行かないような人の中にも才能を持っている人は実はたくさんいると思います。環境により原石のまま大人になって、なんとなく仕事で活躍していたりとか。
要するに持って生まれた才能がまず必要ということなのでしょうが、それは親族の学歴だけでは計れません。
でも、確かに東大レベルの突き抜けた学力となると、万人が頑張れば入れるという代物ではないのでしょうね。でもそれは学力に限りませんね、なんでもそうですよね。
三種の神器1は百科事典
百科事典はありませんでしたが、広辞苑はわりと早い時期から読んでいましたね。
リビング本棚です。
広辞苑は小学生向けや普通の国語辞典と読み比べたりもしていました。
小学校を卒業後は小学生用国語辞典はトイレに置くようにしていました。
コラムも面白いし、いまわからない言葉はチェックするという意味でも。
右の本はサイエンス大図鑑です。
また、リビング本棚には大きくて置けないクロニック世界全史は神田古本祭りで息子が小学生の頃お手頃価格で売っていましたので買いました。
神田古本まつりは今月です。訪れてみてはいかがでしょうか?
第57回 東京名物神田古本まつり 開催 - BOOK TOWN じんぼう - イベント情報 [2016年10月28日(金)~ 11月6日(日)]
むしろこれはこれから必要になっていくものと思います。
また、英語ですが大きな地図帳もあります。
英語ではありますが、図版も綺麗で興味深いです。こちらはそれほどみていませんでしたが、これもこれから使えそう。
三種の神器二つ目はホワイトボード
そういえば、確かにホワイトボードありました。でも、最初はハンディなA4のものでした。
ホワイトボードはペンのインクがすぐなくなります。
インク補充型とかいろいろ使いましたが、磁石があるものが一緒に管理できて楽です。
ペンの補充が不要なのが、こちら、Boogy Board。
すぐに消してしまうものならこちらの方がより便利でお気軽です。インクで汚れることもありません。
でも、うちではちょっと子ども心をくすぐる黒板を買いました。
結構な大きさですが、きちんとチョークで書くものです。
そういうわけで使い勝手はよくないのですよ。私はあまり使いません。でも、息子は面白がってこれをつかってプレゼンなどいたしておりました。小さいお子さんには憧れる子も多いのでは?
最近出番が少ないな。壁に吊るした方がいいかしら。
また、神器に加えられませんでしたが、うちでリビングにあってよかったのは、地球儀です。
ふつうのものはお手軽に買えますから最初はこういうものを置いていました。
一人でも読めるように、小学生向けなどを揃えるのもオススメです。
そのあと
パーフェクトグローブにもいくつか種類があります。
ペンタッチした場所の情報を読み上げてくれたり、クイズもあります。
個人的にはハイレベルのクイズも作ってほしい。
地球儀は時間がたち国際情勢が変わると新しくした方がいいと思います。
最初に「そういえば実家にあった!」なんて話していましたが、ちょっとまって、「ソ連」じゃないの? と。地図関係はあまり長持ちしませんね。変遷をたどるのも面白いかもしれませんが。
妹の家に古い地球儀をあげたときは、「南スーダンを描いておいてね!」と話しました。
三種の神器3つ目は「重松清(の本)」
なんか、随分ここだけ絞り込みすぎ。要するに
代表として重松清さんを挙げたが「学ぶことが好き」という知的好奇心を持ち続ける土台を築けた子どもが育った家には、子どもの年齢に応じた良書が数多く置いてある。
以上引用
ということでしょう。良書でいいのに。
重松清は本当に受験の国語の例題にも出てきて、いつも続きが気になってしまったりするので、子どもが読むのにもよいのでしょうね。
ただ、知っている本が長文に出てくるのって良し悪しですよね。問題としてはあくまで掲載部分のみの情報で答えを出すことが求められるけれど、「あ、知ってる〜!」となって問題に描かれている以外の情報を盛り込んでしまっては失敗でしょう。
読書感想文の課題図書は全部読ませるというお母さんの話もよく聞きますが、我が家は本人にセレクトを任せていました。逆に課題図書はほとんど読んでいませんでしたね。
本人が興味があるというのが一番だと思います。
マストアイテムではなく、うちの子に合うかどうか
早期教育と気をはると、どうしても即勉強につながりそうなものに取り掛からせたいと思う親御さんもいらっしゃるようですが、無理やり百科事典や興味のない本を与えても、効果はありません。もちろん根気よくというのも大事かもしれませんが、それより子どもがなにに興味を持っているかをよくみて、そこから関心を広げていく方がいいような気がします。
息子が小学生の頃、同級生のお母さんがとても教育熱心で、たまに親子一緒に会ってご飯など食べるときに、教材を持ってきて「あんたたちは食事が終わったらこれをやりなさい」と言っているのを聞いて、そのあまりにも子どもの気持ちを無視した態度にびっくりしました。めったにない友達との夕飯。そのあとは遊ぶ場所もある。そんなところでできるわけないじゃないと。実際子どもは無視して遊んでいましたが。
でも、そのお母さんはたびたびそういうことを繰り返していました。
メリハリなく勉強につながるとばかりにやらせると、逆にうんざりしてしまうのではないでしょうか。
うちの子は鉄道が好きでしたから、本当によく電車を見にあちこち訪れました。
そのうちリニアの技術などにも興味を持つし、地理に強くなりました。
友達の子は土をいじって無視を探すのが大好きでした。そのまま極めれば生物がとても得意になることでしょう。
幼稚園のときの友達は舞台装置に興味を持っていました。家で自分で舞台のミニチュア様のものを紙で作っていました。動きもあってなかなか面白いものでした。
そこからも学ぶところは多そうです。
私だったら本物の舞台に連れて行ったり、より精巧な模型を作る助けをしたりしてみたい。
ロボットの様なおもちゃが大好きなお子さんもいました。
もちろんいろいろ手作りに工夫をこらすことでしょう。
レゴが大好きなお子さんもいました。うまく導けば立体物や建築などに興味を持たないでしょうか? こんなイベントに参加したら夢中になりそう。
うちの息子は幼稚園の頃、ドリフのコント番組を偶然見て大爆笑したのでした。その頃の誕生日プレゼントはドリフのDVDボックスでした。
ドリフで忠臣蔵のコントをやっているのを見て、忠臣蔵に興味を持ち、新撰組の階段落ちコントで新撰組に詳しくなり、そのまま歴史にも大変興味を持つ様になりました。
石川五右衛門の「絶景かな」コントもよく友達とやっていました。
youtubeでも大方見られるようです。
それで、夏休みに歌舞伎体験教室に参加して、歌舞伎にも興味を持ちました。
コントで見た長袴を本当にはけて嬉しかった様です。
また、水戸黄門コントをみてから水戸光圀の業績を調べ始めました。
その頃は日本史を扱うテレビ番組をたくさん見て、日光江戸村にも旅行に行きました。
そこで時代劇にも興味を持って時代劇俳優に憧れ、北町奉行、南町奉行などにも詳しく。全部きっかけがドリフだったのが面白いですね。
↑「全員集合」のDVDなどもいろいろあります。
そういう意味では、その子が好きなものにとことん付き合うというのも大事なのかな、と思います。