/*google adsense ページ単位の広告表示*/

悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

友達は多い方がいいのか?

「友達100人できるかな」の呪縛

子どもが小さい時、公園や幼稚園などでたくさんの子と親しくしてほしいと思いませんでしたか?

「友達100人できるかな」という歌が、呪縛のように、「友達は多い方がいい」と刷り込みをしているような気がします。

親は勝手なもので、自分が安心したいために、子どもが大勢と遊んでいてほしいと思ってしまうものです。

 

息子はマイペースで仕切り屋でした。3歳まで通っていた保育園のお友達とままごとをしても自分がやりたい役をやる感じでした。
けれども、もともと他の子についていかないので、幼稚園の年長くらいになると、気の合う友達以外とは遊びが合わなくなってきてしまい、それまでどちらかというと仕切り屋だったにもかかわらず、自由な時間に本を読むような子になっていました。

ポケモンも興味なし、カードゲームも興味なし。鉄道が好きでしたが同じような子がいませんでした。

私は降園後、気の合うお母さん何人かと子どもを遊ばせるので、そこでは遊んでいましたが、気の合う一人の子とは違う組になってしまっていたし、ほかの子は息子とはさほど仲良くなくなっていました。

 

小学校に入ってすぐの学校公開日。みんな仲良くなってきたクラスの休み時間。相変わらず息子はマイペースに一人で動いていました。

いつも一人というわけではなさそうなのですが、他のお母さんも同じような心配をするからか、息子のマイペースっぷりを話題にしました。

 

「休み時間は友達と遊べばいいのに」

「どんどん声をかければいいのに」

とモヤモヤ。

 

でも、それって自分本位なのですよね。息子は仲間に入りたいのに入れないわけではない。好き勝手過ごしているのです。

友達関係は環境にもよる

間もなく、みんなが受け入れてくれたのか、クラスのみんなと仲良くなりました。
それはひとえに小学校を少人数の学校にしたことも大きく影響しているでしょう。
越境の子で成り立っているその学校は、幼稚園の人間関係はとりあえずリセットして、みな一から友達になったこと。家が遠いから放課後まで学校で遊んでから帰宅するため、カードゲームなどで遊ぶことを回避できたことなど、普通の複数クラスがある地元の小学校とは環境は違っていたかもしれません。

私自身もたまたま引越しをしたので、もとの人間関係はなく友達関係よりむしろ息子の性格上、よく見てもらえる方が向いているのではと思って選択をしました。異様にのんびりやでしたし、忘れ物も多く、集中力もむらがあったので。
地元で複数学級の小学校だったら、どうだったかわかりません。放課後のカードゲーム遊びやDSなどに興じている近所の子を見て、息子がそこにいるイメージがわかなかったので。
また、中学受験を決めたのも、息子の性格に合いそうな子が多いのはきっと勉強が好きな子が集まる学校だろうと思ったのが一番でした。
そういう意味では親として息子に合う環境を探してきたと思っています。

 

いまだに息子はクラスの中で声が大きいほうらしいです。今どきの男の子ではないので、クラスの後ろの方でゲームに興じている子たちとは明らかに違うのですが、それでも息子と話のあう子が多い環境で生き生きとしています。
なんだか小さい頃ハラハラしていたのが小さいことのように思えました。

トラブルが起きたら

ここまで育ててみると、息子の幼児のときの人間関係など何一つ関わりありません。
いま私がお会いする幼稚園関係のお母さん方は複数いますが自分で選んだ関係のみです。会いたいと思ったときに会うだけのシンプルな関係。
自分が好きで選んでいるので、合わなければ誰とも関係を切ればいい。

幼稚園から中学まで同じメンバーという方には、なかなか難しいのかもしれませんが、トラブルが深刻なら、学校を変えるなどの対応は賢明だと思います。
毎日嫌という程悩むのであれば、一時的に引越しをしたり、受験をすることで距離をおくのもひとつかと思います。

 

f:id:vt-maguna:20160922172927j:plain

周りに振り回されない子

息子の友達で、どちらかというとおとなしくとてもマイペースな子がいます。その子は息子たちとは最初は席も遠く仲良くありませんでした。

音楽系の部活をしていますが、土曜日などは昼休みに一人で校外に食事に行くような肝っ玉の座った子です。無理やり友達に合わせず自分の食べたいものを食べに行くのだな、と興味深く思っていました。
やはり友達とどこかへ出かけることもなかったのですが、鉄道好きなことで息子たちと仲良くなり、今は別の校内活動も一緒にやることになりましたが、その子がとても息子を買ってくれているのです。

ただ、つるむだけじゃない、自分がしたいことをして、付き合いたいと思う子と付き合い、その友達の良さを親に話す。なんかしっかりしているなぁと思いました。

 

特に思春期の友達関係はいろんなことを教えてくれます。
家族よりも大事だと感じる友人関係。どうせなら、いい付き合いをしてほしいと思うのです。

 

友達を厳選する 

友達の近況が知りたかったら、私は直接会います。
または、遠ければ個人的にメールや手紙などでのやり取りをします。

その言葉が私自身に投げかけられているものに答えます。
私も不特定多数ではなく、個人にメッセージを送ります。

それ以外のことにあまり興味がないのです。
普段毎日友達がどこへ行って何食べているかなんてことに興味がない。

半年や一年に一回くらい会えば、そのときにたんまり話せる。それが楽しみなのです。
そしてそういう友達はママ友含めてそれなりにいます。
で、だれかしらと連絡をとり、相手のための時間をとって会う。
半年に一回くらい六時間とか喋りまくる。そこではそのためにとっておいた話をする。

そんな感じの付き合いをしてくれる居心地のいい友達がそれなりにいます。
だいたいどこの集団に属しても一人か二人は気の合う人間関係が残ります。

集団で一月に一回飲み会するなんて人のことも聞きますが、そこまでじゃなくていいし、そんなに人数が多くなくてもいい。多すぎると声の大きい人の独壇場になる。
話をするのは好きだけれど、喋りすぎる人の付き合いは好きではない。

 

最近人間関係の断捨離なんてことを聞いたりしします。

upin.jp

ああ、これって私がずっとしてきたことだな、と思うのです。
断捨離って聞くと、なんか冷たい感じがしますが、どちらかというと、私は選んでいるのかな、と思います。
断捨離が本当に自分の大切なものが何かを知ることだとしたら、人間関係も同じかと思います。
大して親しくもない人と繋がりたいと思いません。

facebookは確かに便利だけれども、facebookがあったからこそつながれた、程度の関係なら別にいりません。連絡取りたかったけど連絡先がわからなかった人を探すには便利なツールだと思いますが。

自分が会いたい人には面倒でもわざわざ連絡とるし、近況など知らなくてもその人のことは忘れないと思うのです。 

母の失敗

親の立場で考える、子どもの人間関係の悩みで思い出すことがあります。
妹が小学校でいじめにあった時、妹が母に弱音をはきました。
母は「こうしたら。ああしたら。」とアドバイスをしたそうですが、妹はいじめられているから「それはできない。」と拒否ばかりだったそう。

母はしびれを切らして、
「そんなになにもできないなら、もう弱音を吐くのはやめなさい!」
と言ってしまったらしいのです。
それきり妹は一切学校であったことを話さなくなったそうです。しばらくしてからも、いじめは続いていたと妹のクラスメイトのお母さんから母は聞いたそうです。

母が母の気分で物を言ってしまったことで、妹から信頼を失ったのでしょう。
母は、「我が子がいじめられていることに自分が耐えられない。どうにかしてこの状況から抜け出たい。」と思っていたのじゃないか。

子どもがいじめられたり友達関係でトラブルを抱えていたらどれだけ辛いかは、親になってみてよくわかります。
だからこそ、意地悪な見方をすればそのときの母の言動は自分のためのような気がします。
妹により添えれば、怖くて言い返せないのも理解できるはずなのに。
母はそれを後悔したようで、たびたび私に話しました。

 

親って大変だな。私も息子の幼稚園のときは「友達関係うまくやっていけるのか」とハラハラし、自分はなんとなくいじめを受けたこともなく乗り切ってしまったので、子どもは自分の思うように動かせないことにもどかしくなり、自分のことより辛いんだと思います。

 

きっと不登校児を抱える私の友人たちも毎日毎日不安でいっぱいなのだろうな。
結局人は一人では生きていけないわけだから、誰とも親しくできないということは心もとないことでしょう。

 

でも、学生の頃でしょうか。一見華やかに見える、友達がやたら多い人の闇に気づいちゃったのは…。
それから、あまり友人の数が多い人のことが羨ましく感じなくなりました。
もともとかんじていなかったけど。

 

しかし、自分の人間関係ならそう割り切れることを、子どものこととなるとなんとなく気になってしまう。それって、やはりエゴなんだろうな、と思います。
無理に合わせて表面上の友達が多いことでストレスを感じるのは子ども自身。親は見た目子どもが多くの友達と仲良くやってさえいれば安心。

 

今息子は特に友達関係のトラブルはなさそうです。でも、問題を抱えたときに、私の母のように「親として周りとうまくやってほしい」ではなく「自分だったら」という視点できちんと対応してあげられるだろうか、そうできたらいいなと思います。

 

にほんブログ村 子育てブログへ