中学の受験はほぼ終わりつつあります。
テレビなどで受験のニュースを見ると、息子の時を思い出します。
息子は、2校不合格でした。
結果としては行きたかったところに行けたので、失敗というわけではありません。
以前の記事に受験校詳細は載せていますが、ひとつははじめに受けたいと言った志望校。ここを目指していたからこそ今の学校に通えたと思っています。
そこは受からないかもしれないと思っていましたが、それはそれでいいと、結局チャレンジさせました。
そこを受験して落ちたことは、無駄だったとは思いません。
むしろ、そこで不合格を得たことで、受験もせず、チャレンジもせずにどこか楽なところに合格しているよりはずっと良かったと思っています。
☆自分の限界を知る
逃げていれば、「受けていたら受かっていたかも」と思うこともできるかも。
☆自分にとってのチャレンジ校を受けられたという自信になる
上と逆のようですが、受験できるレベルに達していたのだという自信になる。
もちろん無理なレベルの記念受験ではありません
☆試験の受け方として何が悪かったか、勉強の何が足りなかったかを考えるきっかけとなる
受かれば気にしないですよね。
☆失敗を経験することで、他の失敗をした人の気持ちがわかる
行き先は決まっていても、不合格の発表を見た時の落胆は、親の私でももちろんありました。
そして、そういう気持ちは普段なかなか経験できない感情じゃないでしょうか。
もちろん中には、受験当日の失敗によって不合格になってしまうこともあります。
また、チャレンジした結果の不合格もあります。
私自身は高校の時も大学の時もあまりチャレンジをしませんでした。
高校では全部合格。
大学では不運も重なっての受験当日の失敗による不合格がありましたが、それはチャレンジしたものではなかったし、入学したところより楽に入れそうなところでしたから、もう少し受験校をひとつくらい頑張れば良かったと思いました。
勉強でも全問正解してしまうような問題集は役に立ちません。
新中学生はこれからもチャレンジすべき壁はやってきます。
その時に役立つように、全問正解しないというのもいいのではないかと思いました。