悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

好きを極める〜盆栽にはまる中学生

盆栽いまちょっとしたブームですよね。
時々海外から盆栽目当てで日本にやってくる旅行者がいるなどと聞くこともあります。

私自身は、盆栽には疎く、祖父が庭で育てていたなぁという程度。

 

さいたまで世界盆栽大会が開催されたことをもあり、先ほどNHKニュースで中学生男子が盆栽にはまっているという紹介をしていました。

 

 

world-bonsai-saitama.jp

 

 

中学生くらいにもなると、自分の好きなことに大人並みになれるのだと改めて面白く思いました。

話も大人のように落ち着いているその彼は、絵も書道も大変上手で、見た目はまだあどけないのですが、それらの完成度はとても高い。盆栽について短歌を詠んだりもしているようで、盆栽を通じて中年女性と交流したり、盆栽を紹介するクラブを自宅で開催して、友人なのかな、同じ年頃の男女4人に盆栽を作る講座を開催していました。
そのマニュアルもプロ並み。見ていてこちらもワクワクする思いでした。

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何か運命的な出会いをしたのでしょうね。
彼が盆栽にはまったきっかけは大宮盆栽美術館というところを訪れたことだそう。それも友達と訪れたというから面白い。

さいたま市大宮盆栽美術館

 

おそらく彼は、これからの人生、盆栽と切っても切れない関係が続くのでしょうね。
そこから進路へも影響があるかもしれません。

 

息子もかなり古めかしい趣味をいくつか持っています。
平凡な中高生だった我々は、びっくりするばかり。
でもそんな息子の趣味に付き合ってくれたり、そもそも似た嗜好で話ができる友達がいること、共に頑張れる環境にあることをいまはとても嬉しく思っています。

 

考えてみれば大人は趣味も嗜好も様々。少し大人びている子にとっては、その発現が早めに出てきているのでしょうね。

盆栽などの侘び寂びについては、若いのに理解する器があることに感心したりもしますが、そういうセンスは持って生まれたものなのでしょうか。

 

まだ小学生だから、中学生だから、と線引きせずにいろいろなものを見せるのも、こんな素敵な出会いがあっていいかもしれないですね。

 

 

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