ほとんど我が家では重力に逆らえずに床に這っている息子を持つ我が家に朗報。
少し前の記事ですが、家庭でダラダラする子は優秀なんだそう。優秀かどうかはさておき、健全そうではある。
この記事の冒頭部分はほんとうにまさにこれ!
「何度言っても、(自ら)変わらないものは変わらない」
(中略)
キーポイントは子どもは「思い通りにならなくて当たり前」という気持ちで接することだ。
president.jpより引用
これが結構できていない人は常にイライラしている。そして、私も少しはそうであった。
何も言うようにならない、物で釣ってもダメ、褒めおだててもダメな息子には相当悩んでいろいろな本を読んだものだ。
結果。「思い通りにならなくて当たり前」というのが身についたらずいぶん楽になってきた。
夫婦関係でも、夫への不満をずっと同じことを言い続けている人もいるみたいだけど、本当不毛だから早く「思い通りにならなくて当たり前」と割り切った方が楽。
そうはいっても、息子は度を超したゆるダラなのだ。
でも結局親などにも、「学校でできてるならいいんじゃない」と言われると返す言葉がない。
小学校の行事でテキパキ動いていた息子を見て、義母は本当に驚いたものだ。(義母はふだんゆるダラの息子しか見ていないので)
「まあ、あんなにきちんとできるのねぇ!」
なんて無邪気に大きな声で感心したりするのだ。
実際家にいるときは軟体動物なんじゃないかというほどグダグダなので。
それにしてもやはり大事なのは「愛なんだ」。
V6の「愛なんだ」のフレーズがさっきから頭の中をグルグルしている。
そういえばまだ子どもが赤ん坊のころ、友達から聞いた話。
とある赤ちゃん連れのイベントでみな床に座って赤ちゃんを寝かせるのだが、それぞれ泣いてしまう子などがいて、その友達も自分の赤ん坊をあやすべく抱っこしていたのだが、一人常に寝かせっぱなしの母親が。
その方曰く
「泣いたからっていちいち抱いていると甘やかすことになるから、私は一切抱っこはしないの。おかげでうちの子は泣きません。」
一回限りのイベントだったので、その母子のその後を知る由もないが、友達曰く、
その赤ちゃんだけおそろしく無表情だったと。その赤ちゃんの行く末が心配だ。
記事の「中高生でもギュっとしてあげる」にひいた方もいるかもしれない。
うちなら拒絶されるわという方もおられるかも。タイミングは大事そう。
実は息子は結構甘えたがりだ。
私は相変わらず怒るときはおっかないし、さっきもちょっとした雑談からもめて、
「はいはいはい。もういいよ、黙って!」
と言われてしまったのだが、そんな私にも意外とわが家の猫と張り合うように息子がベタついてくるときがある。夫がそれを見て大人気でいいねーなんていう。
そしてこういうときの猫の張り合い方が半端ない。絶対に息子と私の真ん中に割入るのだ。
そういえば部活を見に行った際、私はあとから出かけて行ったので、現地で少し遠くの息子と目が合い息子がちらっと手を振ってきた。
私も振り返すと、一緒に見ていたお母さんが、
「手を振ったって振りかえしてくれるわけないじゃない。」
と言う。実際その人の子どもは反抗期で「俺に声かけんな」状態なのだ。
「ううん〜。向こうから振ってきたのよー。私が振りかえしたの〜。」
とヘラヘラ笑って答えてみた。
と言いつつ、この子マザコンなのかなと思うときもあるのだが、そうでもないのかな、と記事を見て思った。
ああ、それでも部活のお友達(反抗期中)は旅行中(合宿など)でも連絡を入れてくれるが、うちは一切連絡ナシ。お友達の方が大人なのかもしれないが。別に離れてしまえば私のことなんて星の彼方へ消えてしまうのでしょうね。それで良しと思っていますが。