暑い日が続いていたなか、涼しい週末だったので、出かけようと車で川崎マリエンに行きました。
高速湾岸線から見えていて以前から気になっていたのですが、ここに展望台があるのは初めて知りました。湾岸線のこの辺りは京浜工業地帯の真っ只中。海岸寄りには一般の人が立ち寄るような場所がないと思っていましたが、川崎港に面した海沿いにひときわ目立つ高い棟が。
川崎市の作った施設とあって、展望台も無料です。地上何メートルなのかわかりませんが、周りが工場に囲まれ、高い建物がないので、思いのほか見晴らしがよかったです。
残念ながらレストランは閉鎖したようなので、駐車場脇にあるコンビニでお茶を買って中に入ります。
ここでは、体育館やトレーニングルームがあるので、運動で使用している人がちらほら。
エントランスホールにはサメの剥製が大迫力で飾ってありました。
川崎にこんな大きなホオジロザメが漂着したとはびっくり。
イメージキャラクター川丸くん。グッズも販売しています。
窓付きエレベーターで10階の展望台へ。
目の前にスバルの倉庫が。船に乗る前の車が並んでいます。
右端の海上に見えるのは、シーバース。タンカーなどが繋留する桟橋です。
目の前に房総半島がくっきりと(写真だと地味に見えますが、かなり近くに見えます)。
展望台は360度、東京湾側と都心側、横浜側、羽田空港側になりますが、それぞれ見所満載。
双眼鏡も無料で覗き放題。君津製鉄所が眼前に。
川崎港のジオラマ、望遠カメラを動かせたり、映像でのガイドが見られます。
横浜方面を臨む。横須賀も左のほうに見えています。
東京方面側。
こんなところでビーチバレーができる! 奥ではバーベキューもできます。
他の階にも施設があります。今回は訪れていません。
一回のシアターで受付にお願いすれば川崎港の映像が見られます。社会科見学で見そうな川崎港の紹介ですが、川崎に詳しくなかったので大変興味深く見ました。
帰りに車で少し行ったところにある東扇島東公園に寄り道。煙突から見える炎が印象的(実際はもっと近く見えます)
ここには人工の砂浜が。ほかにドッグランコーナー、バーベキュー場、ナイター設備付きのグランドなどがあります。
海岸沿いにはライトが美しく。でも花火等は禁止らしいです。
手前はグラウンド。
広い芝生もあり、工場の夜景もきれい。
川崎というと、最近は工場夜景が人気のようですが、川崎マリエンは、日本夜景遺産にも選ばれているようです。
今度は夜景を見に来てみたい。夜は21時までやっています。
また、子ども向けのイベントも少しやっているので、バーベキューなんかとともに1日遊ぶこともできそうです。
ずいぶんあちこちの展望台など行きましたが、穴場ですね。展望台は適度にソファもあり、持参したお茶を飲みながらかなり長居してしまいました。
おおむね空いていて、双眼鏡も覗き放題。
昼間にくると、羽田離発着の航空機、遠くは東京湾の最奥、幕張や千葉マリンスタジアム、海ほたる、木更津の観覧車、横須賀、鋸山、ランドマークタワーと東京湾が一望、東京方面では、スカイツリーや東京タワーも見ることができて、都心の展望台よりダイナミックな印象です。
「どこ行こうかな、東京タワー? 世界貿易センタービル?」なんて言っていましたが、無料でここまで楽しめて満足でした。
家族でお出かけはいかがでしょうか。