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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

実践的な受験の対策〜幼児から大学受験まで

勉強法について、とりあえず目に付いた本を読んでいます。

書籍のタイトルはこれを買ってと言わんばかりの気になるフレーズ満載で、感心しつつも、ちょっとコテコテで個人的にはお腹いっぱいですが、逆にタイトルで毛嫌いしないで読んでみると参考になるものも多いです。

というわけでブログタイトルに入れられない長いタイトルのこの本。


「偏差値29→東大薬学部」「開成→東大医学部」の夫婦が教える受かる技術

この著者の方は、偏差値29というタイトルで何冊か出版されているようですね。この本では同じく東大卒の旦那さんのエピソードも加えています。旦那さんは、開成高校卒だそうで、東大王道コースの実態も少し触れられます。

 

 

著者は浪人してはいますが、高三の途中から受験を考えた短期決戦であったので、成功のバックグラウンドは要領の良さ、効率の良さです。

結構要領さえ良ければ、授業はさぼってもいいとか、志望校の傾向以外のものは切り捨てるという徹底的な効率主義が感じられて、ところどころ賛成しかねるところもあるのですが(といいつつ私自身も現役時はわりとそういうタイプでしたが)、それで短期間で成績をぐっと上げることができるというのも事実なのでしょう。
まさに受験テクニックの本です。

自分の考えに必ずしも合わないものでも、いろいろ読んでみることは、そうやっている人もいるが、自分はどうしようか、と考えるきっかけになると思います。

 

というわけで、受験まであまり時間がない人にはかなり役立つでしょう。

一項目3p程度と短いので、内容はリンク先の目次を見れば大体わかると思います。

 

ちょっと備忘メモに残したものから。

「得意科目」を上げるより、「苦手科目」に注目しろ!

なるほど、苦手な科目のほうが基本的なことで理解がないことが多いだろうから点数を大幅に上げることができるが、得意科目は完成度も高いので10点あげるのも苦手科目に比べて大変ということか。直前でぐいっとあげるには必須な考え方かも。
他にも苦手科目対策が書いてあります。

 

4日続けられると習慣になる

大きい目標を細分化する、ということを別項で言っていますが、同じように、まずは4日続けてみよう、するとなんとなく続けられるよ、ということでしょうか。

模試の成績は良くても意味がない

模試が満点だったら、模試を受けた時間が無駄。これは私もよく生徒さんに言ってきた、テストが満点ならやらなくていいテストだった、ということと同じ。
模試を徹底的に復習材料にする。志望校別であれば、入試の対策にも十分ありますよね。

確かに息子も中学受験で惨憺たる成績を取っていました(80超えは一度だけ)から、あまり一喜一憂することではないかも。

本当に模試は点数やデータに注目しがちですが、使える教材として適切だと思います。さらに大学受験予備校だと、予備校により傾向も違うのだとか。

 

勉強をした痕跡を残す

これは私の現役時代もやっていて、息子にもやらせています。
どれだけやったか、やっていないのか、書き出すことではっきりわかります。
また、入試直前にこれだけやったと振り返るためにもいいと思います。著者も自分を向上させるにも自信をつけるためにも重要だと書いています。

ただ、うちではなかなか自主的に書くのを忘れるので困るのですが。

暗記は紙に書きまくる

記憶法についても結構ページを割いています。
記憶は記名→保持→想起の3段階という。
私も書きまくっていました。家では余っていた小学生時代の鉛筆を暗記用に使って書きまくっていました。
スペルなど書いたほうが明確に思い出せる癖になっています。書きまくることに抵抗を持たせないために、息子の中学受験時は安いノートをたくさん用意しておきました。
なぜか息子はノートをケチってちまちまと小さい字でツメツメで書く癖があったので、10冊単位で使う目的がなくてもたくさん用意することで、少しずつ余白をうまく使えるようになりました。 

ノート等グッズは下記記事で。 

vt-maguna.hatenablog.com

 

この記事に書いていますが、本書にも間違いノートは一冊で、と書かれています。

今これ、うちでは実践できていないんですよね…。

 

記憶法については著者の別の書籍が参考になりそうです。


偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術

おそらくこの本でも触れられていると思いますが、チラポイ法という、わからないところをカードにして三段階で仕分けしながら覚えていく方法が紹介されています。

 

書くと同時に聴くのも記憶にはいい!

英語の長文CDを覚えさせられたとか、古文の助詞などを桃太郎の歌に合わせて覚えたというエピソードが載っています。

最近は音読の効果が語られていますね。
息子が世界の地理の聞いたこともないような地名を覚えるときには、歌にしていました。
簡単に言葉を乗せやすい童謡なんかがいいと思います。
本人が好きな曲がよければそれもやる気になるかも。
100個くらい覚えなくてはいけなくて、どうしても覚えられないものを選んで3曲作りました。

ゴロはインパクトが大事

ゴロ覚え、主に歴史でつかいますよね。

これについても、印象に残るゴロを考えるとよいそう。
確かに、息子の歴史の年号を覚えるとき、大きめの単語カードにゴロを書いていましたが、覚えたいものがすべてひとつの教材に載っているわけではないので、何冊かを見比べてどれが面白いか選んでみたり、どこにもなかったり、ピンとこないゴロのものには自分たちで考えた語呂合わせを書いていました。
息子はその後苦労して書いた単語帳をあまり見ていないようでしたが、書いた段階で覚えてしまったものが多いと言っていました。

私はあまりゴロ合わせをしなかったのですが、やはり年号が頭に入っているというのは強いですよね。世界史の入試などでも、同じ時代の中国とヨーロッパを比べるなんてことも簡単にできる。

本書にも、だいたいの年数で覚えていると一、二年ずれて記憶してしまうこともあるがゴロだとそれがないのでよい、と。

 

予備校に行かない選択

私自信は予備校・塾知らずで受験しましたが、果たして今の時代、特に難関国立大学なんかを目指すのに予備校も塾も行かないってどうなのだろう。
未知のことには自信がありません。
ただ、書かれていたことは、普段私が塾について思っていることとほとんど同じでした。
予備校に行くメリットとデメリット、よく考えて冷静に選択することが大事かと改めて思いました。

ちなみに息子は東進の夏期講習(無料)で、面談にて今後どうするかを問われて、

「今とりあえず勉強するきっかけになるからとか、定期テストに役立つだろうとかそういう目的で通うつもりはありませんが、難しい問題にチャレンジできたりするので、そういうものに触れるために活用するのはありかもと思います。」

的なことを答えたらしいです。年齢の割にちゃんと考えてますね、と言われたらしいけど、いや、えらそーに言うけど、とにかく学校の勉強すらする時間とっていないんだからね。現状はトホホです。
ただ、そういうことを自分で考えるきっかけになったという意味では通った意味はあるかな。実際英語や物理は講座自体は大学受験を意識したものですから難しかったみたいで、刺激になりました。

 

ところで本書の著者のご主人が通っていたという東大生合格率100%の塾ってどこだろう、と気になりました。少人数ぽいです。

受験は情報が大事だと思います。そういう塾でどういうことを教えているのか、興味はありますが、限られた教育費をどこに使うかはシビアに考えなくては!!

 最初の参考書は薄いものを

別項で、木を育てるように、まずは太い幹から、順々に細かい枝へと描いていくように、学ぶ箇所も全体をさらってから細かいところへ移っていくというのが大事。
そのために最初に使う参考書では薄いものを使って、一番大事なところをまずおさえる。

 

高校・予備校編では、受験と部活どちらが大事かといったことにも触れています。
要は本人の向き合い方次第ですが、いずれも納得して選択することが大事かと思います。
先日も先輩のお母さんたちとお話しする機会がありましたが、部活を辞めたからといって勉強に向かうかというとそんなことない、とおっしゃっていました。

 

ひたむきに部活と向き合っている子に部活を禁じることは、あまり効果がないと思われます。一方で、私は落ちこぼれだった入学時に先生に「まさか部活なんかしないよね」的なことを言われて、そのまま部活はせず。著者はユーレイ部員、著者の旦那さんは帰宅部。
そもそも部活をしなければ、勉強にとりかかれる物理的な時間があるのは事実です。

 

息子の部活は引退が高三の後半なので、大変悩むところです。実際高二で辞める先輩も多いです。ユーレイ部員の著者でも、「高三の一年間は一生に一度だけ」と書いています。

 

また、受験への干渉が多い学校の欠点についても述べられています。

今は学校が手取り足取り生徒の勉強を管理して、まさに「入れてくれる」進学校も多いようです。息子の学校では、その辺は生徒次第なので、よほど悪い点を取らない限りは補習もなく、自分で塾を選ぶなり、自学するなり考えなくてはなりません。
一方他の私立中学校へ行った子の話を聞くと、大変手厚く、宿題も最初からたくさん出すし、いつまでに英検を何級、といった課題を出されているようです。

 

いろいろ思うところがあり、息子にそういった管理型の学校は合わないと感じていたのもありますが、それでもちょっと気になります。

ただ、本書では、そういった某進学校が寮生で一日中管理されているような学校の卒業生に留年率が多いというエピソードを紹介していました。(正確なデータとも思えないのですが)

自分で考えて勉強することができるか、その力を大学入学前につけておくことができるか、ということも大事。

確かに私も勉強に限らず、自立して社会に出られるかを意識しています。

今はうまく管理できない息子に
「やり方考え方を教えるから早く自分で仕切れるようになって。」

と言っています。

 

中学受験は親次第ですが、大学はそんなことばかりも言っていられないと思うのです。

 

PART3では、教科別に実践的な記事が並んでいて、これは受験生本人がじっくり読むのにふさわしいかと。実際の入試での対策まで載っていて、大学受験生には有用なことが多いかと思います。地方からの受験でのホテルのことなど、一つ一つは簡単ですが、細かいことまで触れています。

 

巻末の問題集・参考書のリストはまだあまりこういう情報を持っていないうちには大変役にたちます。

参考書は必ず本屋で実物を見てから、と書いてありますが、なんの情報もないと、たくさんある参考書や問題集の何を見ていいかもわからないので。

 

さらに、幼児・小学生編・中学受験編もあるので、小さいお子さんや小学生を育てている方も本屋で覗いてみてください。

 

 

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