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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

公立から難関大〜向いている子、いない子

前回記事に引き続き。

先月のとある記事。いつもためになると読んでいる。

toyokeizai.net

 

ここに挙げられているような子が、いわゆる公立トップ校などに行くとあげられているが、実際自分の高校時代を振り返っても、概ねそうなんだろうなと思う。 

 

1)提出物を必ず期限内に出す

2)不要な遅刻がない

3)ノートをしっかりとる

4)要領がいい

5)主要教科以外に実技系科目もできる

6)定期テスト勉強のスタイルができている

7)ネガティブな発言をしない

 (上記記事より引用)

 

 

こういうことがきちんとできる子は、それなりにいる。

現在高校受験に内申点が取り入れられているので、提出物や遅刻など、真面目な態度も評価されるだろうし、実技系科目も評価に入るわけだから。

 

私も夫も公立中高出身だが、わりと器用でこんなタイプだった。自分の学校にもトータルのバランスがいい子が多くいた。だから進学校でも体育は高校のほうが中学よりレベルが高かった。

 

一方息子はかなり偏りがあり、上に挙げたようなことは7以外は当てはまりません。

その分得意なことの突出は目を見張るものがあったりもします。できることとできないことの差が大きい。

 

上をふまえてさらにできる子は、

1)何事にも好奇心をもつ

2)非常に集中力がある

3)勉強を楽しむための工夫がある

 (上記記事より引用)

だそう。

これは、1,2は当てはまる。

  

上の7まで当てはまるようなタイプだったら、うちは断然公立を選んでいかせたと思う。今では私立の学校の多様さや特長がそれぞれあるのを知っているから、別の選択をするかもしれないが、最初から公立のつもりなら、そもそも私立の学校について調べなかったと思うので、なぜお金を払ってまで義務教育を受けさせるの? というところで思考が止まっていたと思う。

 

でも、息子は幼稚園のころから、本をスラスラ読んだりする反面、テキパキ動けず要領とは真逆のまわり道ばかりの性質はすでに出ていた。

うちと同じように、特に裕福というわけでもないサラリーマン世帯で中学受験をさせた親御さんも、息子よりさらに偏りのあるお子さんの将来を心配して中学受験をさせることにしたと話していた。算数と国語で偏差値40の差があったこともあるらしい。
せめて得意な勉強だけでも、この子の取り柄になるようにしてやりたい、と。同感。

 

上記のリストが全部当てはまるバランスの良い男子のお母さんに、うちの子のほうがたまたま偏差値の高い学校へ行ったからといって、

「◯くんはいいわよ〜。できるから。」

と簡単に言われたりすると、複雑な気持ちになります。そのお子さんのほうが、先々に心配はないだろうな、と思ってしまうので。運動会や文化祭などで圧倒的スターだし。

まあ、隣の芝生はお互いに青く見えるのだろう。

 

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一般的にみても、こういうバランスの良いきちんとした子は高評価を得る。
一方で、バランスが悪く、しかも頭が良い子というのはよく言われない。

先日も親戚に、息子の学校のことを「ああいう学校のやつはちょっと変だ」と言われた。

何を知っているんだろう。主要教科のみで入試をする学校には、公立の進学校より確かに個性的な子は多いと思うのですが、「ガリ勉」という言葉を相手に直接ぶつけてもいい言葉と思っている人も多い気がする。ガリ勉は少ないですが。

名門校、難関校を目指す親子には、ただ見栄や名誉などのために選んでいる人ばかりではない、ということをわかってもらえたら嬉しい。

 

ほんの数人の、自分の知っている、頭がいいくせに要領の超悪い仕事ができない人を、「ああいう学校のやつ」としてひとくくりにして、バカにする。意外とそういうコメントは堂々としてもいいことになっている。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

受験戦争・詰め込み教育・教育ママ。全部マイナスの言葉。

そもそも私立の多くの学校では、詰め込みの勉強だけでない社会に貢献できるような人材を作るべく様々な工夫をしているところも多そうだが。

将来何者かになろうとして努力すること、それが勉強であれ芸術であれ、ものづくりの技術であれ、そのことを真剣に考えている人を、考えもなく否定しないでほしいと思う。

 

上記記事のコメント欄を見ていても、わかっていて書いている人と、多くを知らないで偏見で書いている人といる。

 

はたまた、躾ければそうなる子ばかりでない、親の躾がよければみんなきちんとした子になるのなら、きっともっともっとたくさんの子が立派にきちんとしている。

ここまで育ててみて、毎日悪戦苦闘してきているし、うちなんかよりもっと苦労しているご家庭もあることを、友達に聞いて知ったりする。

息子は遅刻もするし、提出物に遅れることはほとんどないが、前日徹夜がデフォルト。
ノートの文字は何度言っても小さくぎちぎちで見えにくかったりする。
字が超絶雑な子もいる。何度言ってもすぐ戻ってしまう。

起こすのに何十分、起きても動けずにダラダラのうちにあっという間にギリギリの時間になる。朝から元気に動ける人には信じられないだろう。

遅刻はいけない。一回もすべきではないと何度も話しているが、一時期言いすぎて、私の方がストレスで耐えられなくなってからは任せている。クラスにはもっと常連もいるらしい。

息子よりひどい睡眠障害に苦しんでいる先輩が部活にいて、おかげで部活では少し理解はされている。それでも先輩は遅刻回数で退学との戦いだし、試合前の日は夕方まで寝て徹夜すると聞く(寝たら起きられない恐れがあるから)。

 

当事者じゃないのに偉そうに評さないと思うようになった。

 

社会にはいろいろな人材が必要とされているのだと思う。
リーダータイプ、優れた技術を持つ専門家、言われたことをきちんと遂行できる人、要領よく進められる人、本質的なところにこだわる人。アイデアが出せなくても単調な仕事を淡々とこなせる人、要領が悪くてもタフな人、根性のある人。弱いからこそ弱者に寄り添える人。

高学歴であればいいわけではない。大卒でなくてはいけないこともない。
親としては、ちゃんと食べていける、一人で生活出来る、パートナーや子どもを支えながら生きていける、それができればいいと思っている。ただ、それに加えて自分が人生の大半を捧げる職業が、自分の納得のいくものであったらなおいいな、と思う。

 

自分の子に難関大が必要か、否か。必要ならなぜか。どうしたら難関大に入れるようになるのか。親が子のために考えることは多い。

真剣に向き合ったら、よほど我が子がパーフェクトな子でない限り、簡単に自分とは違う立場の人のことを批評する気にはなれないんじゃないか。

また、うちの子のように「あのリスト無理だわ」と思うなら、逆に中学受験を考えるというのも一つの手だ。うちは、自分が公立の進学校に通ったからこそ、息子には無理だ(内申も含めていけるところとなると、今度主要教科のレベルが合わなくなりそう)と判断した。

 

こういった記事を参考にして、このようになってほしい、ぜひそうしようと頑張るのも大事。
親の行動が与える影響は大きい。
だけど、合わない子には合わない。やっているのにできない子にがっかりするより、他の視点で見直す必要がある。

 

うちの子は勉強をそう苦にしない子で、中学受験塾を楽しんでいた。だけど、勉強しなさいと言わないできちんと必要な課題を自分で考えてスケジューリングしてやる能力はまだない。せいぜい学校の宿題をどうにかやれる程度。

勉強といったって、自主的には本を読んだり、受験科目と関係ないものばかり勉強したがる。
級友にもそういう子は多い。そういう子はできる子とは言わない、と言われればそれまでだが、「勉強が好きで得意な子は勉強しなさいと言わなくてもやる」というのは誰にでも当てはまらない。進学校でも全部がそんな子では決してない。ゲームにはまって赤点を取る子もいる。

「言わなきゃやらないよね。」

と、普通に好成績の子のお母さんも言っていた。

勉強しなさいと言わない方がいいというから言わない、と安易に預けず、親がしっかり対応を考える必要があると思う。

 

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