少し久しぶりになりましたが、過去記事の続きです。
朝起きられない、というのは、息子にも深刻なテーマです。
そして、病的に起きられないというのは、前回記事の冒頭で書いた友達の息子さんなど、実際に知っている子にも多く聞く話で、身近に苦しんでいる人は多いようです。
この本では、「発達障害を持つ人には睡眠障害を持つ人も多い」と書いてあります。
夜眠れず、朝はとても辛い。うちでは私自身が多少そうだったので、そういう意味では親としては理解できていたと思います。症状が顕著な場合は、医師の治療が必要だとも書いてあります。人によって体調というものは大きく異なることがあるので、親が自分の感覚だけで子どもを叱ったりするのは避けたいもの。
それでも大人になって一人で暮らすとなれば、朝起きられないのは大変大きな問題になります。
対策として、もっと寝たいという誘惑に負けない工夫が必要と。
起きやすい工夫
カーテンをあけて寝る、は前からしています。遮光カーテンなどでは朝になっても真っ暗で体が目覚めにくい。
朝日当たりの悪い部屋で寝ていた時には、目覚まし用ライトを使っていました。
同じものではありませんが、これによく似たタイプです。
アラームとともに、徐々にライトが明るくなります。
目覚めてすぐに動けないのなら、余裕を持って起床時間を設定するのもいいようですが、我が家ではしていません。あまり早く声をかけるとまだ寝られると思うようで、結局起きないので。
本によると時刻を読み上げてくれる時計が効果的なようです。早すぎない時間に設定すれば、二度寝はしないでしょう。
出かけるまでの時間が短くて済むように
息子は20回くらい声をかけて起きることがままあります。友達と鉄道に乗りに行くのに5時代に起きる時も自分では起きられず、結局私たちが早起きさせられる羽目になっています。他の子は、
「普段は自分で起きられないけれど、遊びに行く時だけはどんなに早くても自分で起きていく」
とお母さんから聞くので、やはり息子は楽しみだろうがどんなに大事だろうが寝起きが困難なのだと思います。
修学旅行や合宿では友達や先輩に起こしてもらっているみたいです。
さらに起きても体に血が巡る感じがせず、動作が遅いので、最低でも出かける30分前には起床させるようにしていますが、30分で身支度を整える程度しかできないので朝ごはんは食べられません。
朝ごはんを食べなければ余計に目が覚めないのですが、用意しておくと、これまた時間を気にせずのんびり食べてしまうので、泣く泣く出さないようにしています。
幸い息子はお弁当持参で、早弁も日常的な環境なので、朝ごはんも持たせています。といってもお弁当ではなく簡単なもの。最近は生協などでストックするようにしました。
もともとストックしたり、ジュースやパンを置くことはほとんどしない我が家でしたが、背に腹は代えられません。
ちゃんとできている家が羨ましい…。でもわが家でできる最善を選ぶしかない。
↑現在は生協・パルシステムで、ロングライフパンを買っています。
毎日パンを買う習慣がないので、これは便利。朝食が食べられなそうなときや遅くまで帰って来ないときなどに持たせます。
ロングライフパン、思ったよりおいしいです。
箱入りで10個程度のまとめ買いできます。
種類はクロワッサンを中心に複数あって飽きません。
甘いパンの時は味が2、3種類混ざっていたりも。
このようなロングライフパンは、パルシステム以外でも注文できます↓
コモのパンはこちらでも。
パルシステムでは週替わりで幾つかの会社のロングライフパンを取り扱っているようです。
飲み物はこんな感じ。いずれもまとめ買いですが、週によって取り扱いが変わります。
朝ごはん代わりには、栄養を補うので便利です。
少し前に同じ学校の保護者の方々と話をしたときも、同様に朝は食べずに持たせている人がいました。成長期のこの時期、1分でも寝ていたい子も多いのでしょうか。
ちなみに帰りが遅い時はパンを複数持たせる時もありますが、栄養補助食品も時々パルシステムでまとめ買いできます。
日持ちのするパンは、毎日パン屋へ行く必要もなくいらないときには持っていかなくてもいいので、しかも経済的で助かっています。
今回に限らずこの本に書いてあるようなことは、大人になるまでには自分なりに克服していってほしい(そうでないと一人で暮らせない)。かといって、前回記事の友達の子の話ではないけれども、親があまり焦りすぎてもお互い疲れてしまうので、適当にズボラにやっていこうと思っています。
完璧主義ではやっていけないことをとことん息子から教わりました〜〜