悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

東大に三人入れた母の子育て法読み比べ 秀才の育て方にはヒントがたくさん〜灘→東大理IIIの3兄弟

前回の続きです。

vt-maguna.hatenablog.com

 

今回は本書。『「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』
ちなみに今は一番下の妹さんも東大理Ⅲに入学されました。
志望校は子どもたちに決めさせたらたまたま一致したのだとか。

 

テレビによく出てくる「佐藤ママ」の印象は、お手伝いはさせないとか男女交際禁止とか、リビングに机を並べているとか、なんだか並々ならない教育ママといった感じ。
ただ、お話は理路整然としているなあと思っていた。

もちろん、子育てにつきっきりになっている様子は、共働きでヘトヘトな多くの親にとっては別世界と思えるかもしれない。

この本を読んで、お手伝い含め、佐藤さんの行動のすべてはきちんとした彼女なりの目的に基づいた考えがベースになっていることがわかる。

中にはうちではやらせているお弁当箱洗いは母の仕事であるとか朝起こす時に寝ている子どもに靴下をはかせると起きやすいとか、おもちゃの片付けもお母さんがやるとか、そこまでするのーと、思いもしないようなことが書いてある。

ただそこにもしっかりした考えがあって、真似したり共感するばかりでもないが、なるほどねと思わされる。

とても理性的に感情に流されずに、決めたことをきっちりこなしているという印象。
私はズボラを名乗る通り、対策や考えはあってもきっちりこなすのがなかなか苦手だ。

それでなんとなくこの本から距離を置いていたのだが、もっと早く読んでもよかったな、と思った。
できることはやる。考え方を参考にして、いいと思ったものは取り入れる。そういう意味で。

 

おすすめする理由の一つは、佐藤さん独自の考えが結構多いこと。
子育て本をたくさん読むと、聞きなれたフレーズが並んでいることが多い。でも、先に書いたように、なんとなく聞こえのいいことではない、どちらかというとええ!というような主張も多い。
前回も書いたが、自分にない価値観にふれることは、そのことをじっくり考えるきっかけになる。印象的なものをいくつか。

・無理に学校に行かせずすぐに休ませる

・「皆勤賞」より「成績」が大事

なんとなく毎日真面目に学校へ行くことがよしとされているけれど、なんで皆勤がいいのか。佐藤さんによれば、皆勤はやったことに意味があること。対して成績は結果を出すこと。
ただし、我が家も皆勤賞にはもともと興味がなかった。私自身が体が丈夫ではなかったし、そういう真面目さは持ち合わせていなかったのだが、改めて考えれば、たいしてい意味のないことだと感じていたのかもしれない。学校へ行くのが当たり前とすれば、それを1日も欠かさないということは、当たり前の延長にすぎない。1日休んだ人と何が違うのか。元気に通えたね、ならそんなに大げさにすることもなかろう。
書かれているように皆勤賞のために無理して学校へ行くなんてことになったらおかしい。

息子が小学生だった金環日食のとき、学校が少し遠い息子たち児童の多くはちょうど登校時間にかぶってしまうため、学校が対応しないのであれば親の考えで遅刻させて、家で観測してから登校しようとしていた。
こんな機会に真面目に学校へ行っている場合ではないと思ったのだ。
結局学校に掛け合った結果、学校で早めの観測イベントをしたのだが。
大事なのはなにか。「実をとる」ということだ。
やっただけで褒められる賞と結果を出さなくては評価されない「成績」。
これは結構シビアな要求で、皆に当てはめることもないと思うが、我が家も「結果派」だ。

その説明として勉強を例に出している。

「1分しかしていなくても3日間徹夜したとしても、結果が同じなのであれば勉強に優劣はない。人生の時間は限られているのだからいかに効率よく結果を出すかが大切なのであって、『僕は頑張った』『時間をかけた』というのは何の意味もないということを教え続けてきました。

これも賛否分かれるところだろうが、私もいつもこう言っている。
実際入試や仕事に個人の能力差や都合など配慮されない。できるかできないかだけだ。
息子以外の子どもに教えている時も

「これを満点取れるようにやってきて。」と言う。
今日見ただけでできるならそれもよし、100回書いて覚えるならそれもよし。自分がどういう方法でできるようになるのか意識して結果を出すように言う。もちろんやり方がわからない子にはその子に合った方法を明示してきたが。 

子育て本が誰にでも当てはまらないというのはこういうところ。
どこを目指し、どういう状況にあるのかで、とりあえず10分机の前に座れて偉いねと褒めてあげるのがいいのか、結果出てないからダメだというのかはどちらがいいかが違ってくる。

ちなみに定期テストなどで満点を目指すことも佐藤さんが本で語っていた。私もよく英単語などを出す時は
「満点目指して、うっかり間違えたとしても9割得点できるようにする。」
ということを言ってきた。8割くらいでいいやと思えば、仕上がりはもっと低くなる。

・お父さんは子どもとお母さんにお茶を入れる

これも一般的には聞こえが悪いが、我が家では中学受験生のときは、休日は料理や買い物は夫の仕事となった。夫は息子の勉強にはノータッチだったので、休日だけだが、息子のフォローにかかりきりの私がする家事のいくつかを肩代わりしてくれていた。
通常基本的には我が家は私が家事担当。

佐藤さん宅では、仕事から帰ったお父さんの対応でお母さんが席をたつと勉強が中断するから、お父さんが自分で自分の世話どころかお母さんの分までお茶を入れてくれたとか。
憤慨される方もいるかもしれないが、佐藤家はまさに家族全員で子どもをみまもっていたんだなぁ。これは夫婦で納得できていればいいことなんじゃないかと思う。

・文房具は好みに合わせケチらない

ものは大切になんて言うけれど、わが家もノートはまとめて安いものを買っていた。
息子がなぜかケチで、ちまちまぎっしり小さい字でノートに書く。本書でも算数は1ページに1問と書かれているが、頑固な息子はいくら言っても聞かずに、まさにここで書いてある悪い例のように分数を1行におさめたりしていてなかなか手強かった。

見直しする気にならないし、書いた字を読み間違えるからと言っても聞かないので、そんなに書かないなら、ノート100冊買ってやろうかと脅したものだ。
それは余談だが、新しいノートにまとめようという時にガンガン使えないのは支障になると思った。消しゴムなど文具はカゴに一括で放り込んだからいいものの、それでもなくなったときのために複数用意してあった。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

上の過去記事では、安いこちら↓を紹介している。このノートは激安だが、主にサピックスのテキストを貼っていたもので、鉛筆で書き込む用途ではなかったので安さ重視だった。

・早期に英語は必要ない

読み書きそろばんが大切。言語が幼稚だと思考も幼稚になるというのは納得。ゆえに早期に英語を学ばせるならその分読み書きそろばんに費やす方がいいという意見。

言語を学ぶには、その背景にある文化や歴史を学ばなければなりません。日本の文化で育ちながら、言葉の上辺だけ学んで「ネイティブのように英語を使いこなす」なんて甘いものではないのです。

 英語のネイティブレベルの習得の大変さを理解しているからこそ、気軽に手を出さない。

テスト勉強でも受験勉強でもゴール設定のない勉強なんてありえないのに、こと言語になるとなんとなく「早期がいいらしい」と手を出す。そして多くの子どもたちが、ただ漠然と英語と触れ合う時間という無駄な時間を増やしてしまうのです。

まさに私がもっていた違和感を見事に指摘しています。
子育てってそういうところあるな、と思う。
幼児期はそれが強い。マタニティハイならぬ幼児期ハイとでも言うのだろうか。
やれ、他の子より早く立った、歩いた、自転車の補助輪がはずせた。
いや…大きくなればみんな当たり前。小学校に入る頃には誰が一番最初にできたかなんてみんな忘れている。
そのクライマックスが、「わが子が英単語をネイティブみたいな単語で発音した!」じゃないか。

ただし、覚悟して早期から英語を学ばせようとしている人のことは否定しない。佐藤さんも言っている。 
どうしても早期に英語を学ばせるなら、いつまでにどれくらいまでと目標設定が必要。

ここでいう目標とは、

「国連で発言できるくらい」なのか、「ネイティブと対等に話す」なのか、「大学入試で苦労しないくらい」や「旅行でハンバーガーが頼めるくらい」でいいのかを早い段階で決めます。

というように、どのくらいまでできるようにするかということ。

お母さんの中途半端な目標設定が、子どもを惑わせてしまいます。

英語に限らず習い事をさせるにあたって、目標をきっちり考えていない人は多い気がする。
ただ、過ぎてみれば早期教育できる期間はとても短い。目標とそぐわないやり方で、効果が足りなかったり、逆に無駄にやりすぎたりしてその分ほかが犠牲になることは避けたい。
さらに言語は使っていないとすぐに忘れてしまうからこそ、始めるならずっと続ける覚悟が必要だと。

わが家でも幼稚園の頃にどうしようかと夫婦で話し合い、英語を今からじっくりずっとやり続ける覚悟ができないからやめようと結論した。

息子の友達は小学生時代に戻った帰国子女だが、英語力をキープし続けるために現在も時間的にも金銭的にも努力している。だからこそ、英語に不自由していないようだが、本人もTOEICの試験を受けるのが怖いから逃げたいというくらいのレベルで取り組んでいる。すごいと思う。

 

英語の早期教育には賛否が別れるらしいが、目標次第で微妙にすべきことは違ってくる。

勉強編は具体的で参考になる

この本では生活編と勉強編、さらに勉強も幼少期から大学受験まで内容は盛りだくさん。一つ一つの項目は短くシンプルにまとまっている。勉強編で面白いと思ったものを。

・拡大コピーの活用

難しそうに見える算数の問題などを拡大コピーすると簡単に感じるというのはユニーク。新出漢字も拡大コピーを活用していたそう。
コピー機がないとなかなかできないが、特に文字を読むのが苦手な子にはとても効果的なのではないかと思う。

 

・やってあげたすべてが結果を出すと勘違いしてはいけない

なるほどと思ったのはこちら。「18歳まで勉強や進路に関わり続ける」という項で書かれている。
私は買ったもののやらなかった問題集などについて責めてしまったことがある。

つくったけど無駄になったノートや、買ったけど使わなかった参考書は山ほどあります。

(中略)

効率を求めるために、無駄を重ねないといけないわけです。

ノート作るのはさぞかし手間がかかるだろうが、恨みごとを言わないのだろうか。素晴らしい。佐藤さんの教育法はとことん冷静に、子どもに寄り添っているのだと感心した。
テレビの印象ではいつでもガツガツ勉強をさせている印象だったが、
「子どもは事典をあとで見ておきなさいと言うだけでは面倒臭がってみない」
とか、「隙間時間の勉強は受験生になってから」など、面倒臭がりでいつでも努力できるわけではない子どもの実態をよく理解しているなぁという印象。

・英検準一級を併願受験させる

英検を受けさせるようになってから、東大に進むなら準一級はとっていないといけないと思った佐藤さんは、子どもが三級を受け始めた頃から同時に準一級を受けさせるようにしたそう。ただ、結果的には併願は準二級からでいいと思ったとか。越えるべき目標をはっきり見せるためだそう。なるほど面白い。
実際受験させることで、壁の高さを知り、毎回受けるたびに、準一級も少しずつできるようになってくるというわけ。 

読み比べてみて

さて、前回の本『勉強しろと絶対言わない子育て』と違うことが多い。
お母さんの子育てに向かう覚悟やスタンスが佐藤さんは突出している。子どもをよく見ているし、常に目標があってその基準で動いている。

前回の記事で取り上げた著者後藤さんは、自分で考えさせると言い、「横断歩道でフラフラと車道に出て危ない目にあってから「ほら危ないだろう、なぜ考えない」と注意するような母」と息子さんに評されていたが、対して佐藤さんは危険なものは徹底的に排除するという。その一回の失敗で死んでしまうこともある、というが同感。

 

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一番の違いはどれだけ手をかけるか。後藤さんは「中学になったら口出ししない」だったが、佐藤さんは「18歳まで子どもの勉強や進路に関わり続ける」。

佐藤さんは自立について、早くから自立を理由に子どもに自分でやらせておいて、いざ受験になって成績などに口を出す親にこう言っている。

親にとって都合のいい「自立」は子どもの人生を邪魔します。

 以前からテレビなどで佐藤さんの徹底した手のかけ方に対しての反論として「自立」を出して語る人がいるが、たいていは自分がそこまで手をかけられない言い訳、自己正当化が多分に含まれているように感じていた。

後藤さんもそうだし、一般論としても同様。

「もう中学生なんだから、親があれこれ口出ししない。」

というもの。

私が子どもの頃、私の母が先輩お母さんから、中学生だからって放任してはダメと言われたと語っていた。
そのお母さんは上の女の子が中学に上がった時にもう中学生だからと自分で自由にやりなさいと言ったら、大変なことになった。中学生はまだまだ見てやらなきゃいけない時期だと。

 

確かに中学生は体も大きくなり、自分でやることも増える。それでも判断力は大人のそれとは大きく異なるだろう。知っている世界がとても狭く、経験も驚くほど少ないから当然だ。大人になると自分がその後蓄積してきた経験や知恵を、以前から持っていることと勘違いしてしまうのかもしれない。

18歳までは子どもに関わり続けるという佐藤さんの決意には覚悟を感じた。

 

他にも勉強法から大学受験の参考書まで、一緒になって学んできた佐藤さんならではの具体的なアドバイスがたくさんある。

タイトルの「秀才の育て方」という通り、もちろんもともと優秀ではあるだろうお子さん達だが、そうはいっても東大理Ⅲというのは、天才が集まってくるところ。100人しか入れないので、そこを四人確実に入れてきたというのはすごい実績だ。

 

gendai.ismedia.jp

 

偏差値最高位の世界を知らない我々にはただ一番難しいのね、とともすれば実際の難しさを過小評価してしまいがちだが、そのなかで合格を勝ち取るのはそうできることではない。
上の記事でもいわゆる天才がライバルなのがわかる。天才ではなくまさしく秀才の育て方だ。

 

だからこそ、本を読んで思ったのは、この佐藤さんの方法できっちりやっていければ(もちろん塾の力も借りているが)、相当な優位に立てるだろうということ。
これは何も理Ⅲを狙うレベルになくても、あらゆるレベルの人に、これだけやれば相当能力を伸ばせると感じさせる。
それだけみんなやれてないということを最近痛切に感じる。仕事でも勉強でも。

 

息子が中学受験を始めるにあたって塾巡りをしていたとき、とある塾で言われた、

「四谷大塚の「予習シリーズ」が全部理解できていれば、開成に入れるんですよ。」 

という言葉がとても印象的でよく思い出す。

林修先生の、できない、苦手って言うけれど、そもそも言うほど全然やっていない。というようなコメントも印象深い。努力の基準が違うのだろう。

 

「もともとできがいいんでしょ。才能だよ。その学校にいるなら勉強しなくても大丈夫でしょ。」なんて言葉もありがちだ。実際後藤さんの息子さん達にはそれだけのポテンシャルがあったのかもしれないし、本当に勝手にやって勝手に巣立って行く子もいるのだろう。

だけど多くはそんなに簡単なことじゃない。みんなそれだけやっているのだ。

 

そろそろ年度も変わる。我が家も来年度塾はどうする? 行くの? という会議をした。今はまだその時期でない。という結論になった。
まだ簡単ないわゆる大学受験における「予習シリーズ」的なものさえパラパラめくっている程度。
残念だが、我が家はモチベーションだけの為に多額の固定出費を何年もやすやすとは出せないのだ。

 

本書にも塾の記述はある。

・ビジョンを持って適切な塾を選ぶ

高校へ進学してから東大に大量合格者を出している名門の鉄緑会に子ども達を通わせた佐藤さん。家庭学習も徹底しているが、目的に合わせて小さい頃から公文式などその時々で塾を活用している。

最短距離で最高のジャンプができるようにアシストしてくれるのが塾のメリットです。
大学受験の塾選びのコツは、お母さんがビジョンを持つことです。
まずは、学校の授業やテキスト、テストのレベルを見て「この学校なら塾なしでも大丈夫かどうか」をジャッジする。そして、「塾に通わせたほうがいい」と判断したら、子どもの志望校をどこまで上げたいかを考える。志望校はどこで、今の子どもに何が足りないか、そして何を補ってもらいたいのかを明確にする。
繰り返しになりますが、「なんとなく」で塾を選んでは、子どもの成績は伸びません。

おこがましいが、私も全くこの通りと思う。塾はなんとなくでは絶対効果は出ない。

自分が教える側をやったので、塾講師の時はこんなことに親御さんはいくら費やしているのかと思うような環境や生徒自身の態度もあったし、個別の時も不真面目な子には「今日は何しにきたのか。ここに来てなにができるようになりたいと思っているのか?」と話したこともある。

だからこそ、自分が息子の塾を考えるにあたっては、とても慎重に目的意識を持ってと思っているし、中学受験の入試直前は具体的な対策が必要だと思ってピンポイントで外部の塾も利用した。目的が見えてくると塾の費用は痛く無くなってくる。

中学受験は自分が未知だったから、情報を集め、あとはできるところまでは自分で教えて、後半は塾に頼った。
もちろん長時間手取り足取りやってくれる塾に最初から入れて、親はお金だけ出していた、というケースもあるし、余裕があるならそれは楽だ。
大学受験は自分は塾は一切利用しなかったからまたもや未知だし、息子の目標と自分の進学先は大きく異なるし、さらに時代も全然違う。自分の経験だけでは判断できない。

でも、とりあえず今回は、塾へは行かず親子で覚悟するか。という話になった。
そんな塾を考える節目と意識せず目的もなく本書を手に取ったのだが、思いのほか役立った。
さすが続編を何冊も出している佐藤さんだ。

大学受験編のひとつ、数学の勉強法については息子に読ませた。時間がないのでとりあえずそこだけと思ったら、ドンドン読み進めていた。高校生なら本人に読ませるのもいいかも。「お母さんはここまではできないから、自習の参考に」と言って。

この本は借りて読んだが、手元に置いておきたいので、佐藤さんの別の本を買ってみようかと思った。
かと言って、要領のいいことをちょっとかっこ悪いとでも思っているような頑固な息子にこれらをすべて実践できないと思うのだけど(だからこそ今まで読まなかったんだし…それでも、最近少しだけ素直になってきた!)。

 

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