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悩める子育て

中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

小学生、塾に行く前にやっておくといいこと

夏休みがやってきますね。母としてはストレスが多い夏休み。でもうまく使えば、他の時期にはできないことにもチャレンジできる。ぜひ有効に使ってほしいです。中学受験を目指す子もそうでない子も。

中学受験を目指す子は、夏期講習もあることでしょう。
中学受験塾に入れた動機はそれぞれでしょうが、小学校と違っていきなり順位の出るテスト、クラス分けのある日常に放り込まれて、一喜一憂が始まったりもします。

今は小学三年生くらいから塾に通う人が多いようですが、そこでのクラス分けに神経質になっているお話を聞いて、もっとほかに今のうちにやっておくといいのじゃないかなと思うことがありました。

 

受験塾に通うことを早く始める方がいる一方で、高学年になってから受験を考える人もいます。今の偏差値で学校がどこというのはあまり意味がないような気がします。 

それより、わが家でやっておいてよかった、またはやっておけばよかったということはこんな感じ。

 

◎《理科》植物や鳥などが豊富に見られる公園などの散策、観察

住んでいるところにもよりますが、積極的に触れないと大人にとって当たり前と思っていた昆虫や花の名前がインプットされておらず、あわてて子ども用図鑑を買いました。

東京でも私が子どもの頃よりぐっと昆虫などは減ってしまい、実際見る機会が減っています。

でも、図鑑で見る経験より、その前に実際に触れることが記憶の定着には大きいのじゃないでしょうか。植物はかなり種別を覚えるのが大変そうでした。その中でも、実際触ったことのある花かどうか、というのはとっかかりやすさに大きな違いがあります。

◎《理科》天体観測

これも星座から天体の動きなど、かなりたくさん覚えることがあるので、行ければ実際の天体観測。プラネタリウムなら春夏秋冬それぞれの季節に行くことをお勧めします。天体の動きに興味を持っていれば、何月何日の何時にどんな風に月が見えるか、なんて問題にも気後れしなそう。

気軽に星に親しむなら双眼鏡がおすすめです。

◎《社会》大河ドラマや時代劇・歴史物

歴史なら、大河ドラマはおすすめでしょう。ただ、うちはあまり大河ドラマを見続けることはできませんでした。年齢的にもあまり小さい子には理解できませんね。が、大河を好きで見ている友達にはそのあたりの歴史はすんなり入っていたようです。
男の子などは特に、それを見て甲冑がかっこいいとか、そういうきっかけでも良いのではないかと思います。
息子は幼稚園時代にプラスチックの刀のおもちゃをいくつか持っていて、友達がくるとたいていそれを振り回して遊んでいましたね。それで小学校卒業くらいまでは大事にしていました。男の子って基本ちゃんばら好きなんですね。

ま、うちが歴史好きになったきっかけはドリフのコント(忠臣蔵とか水戸黄門パロディ)でしたので、何がきっかけになるかわかりません。大河ドラマを最後まで見て全部吸収させようなんて気負わなくても、興味のある子ならそこそこ歴史が好きになってくれるでしょう。

以前も紹介しましたが、「まんが日本史」は「歴史好きになった子」にはかなり面白いです。

息子が中学に入ってから歴史の授業で、マニアックな人が出てきたりして、テスト前に問題を出す時に、息子が

「まんが日本史で出てきたじゃん!」

と言ったりするので、好きな子なら記憶に残るのかも(私は毎度そうだっけ?ですが)。

jp.history.com

 

有料チャンネルでやっていて、以前契約中に全部録画して保存版にしています。
わりと詳しくやってくれるので、小学校の歴史にはバッチリすぎるほど。中学生くらいでもいいのじゃないでしょうか。

ヒストリーチャンネルでは目下放送中。

 

◎《理科・社会》まち歩き

最近時々まち歩きをしますが、どこもかなりの賑わいですね。
以前はレジャーといえば遠出して観光地を訪れるイメージでしたが、今はちょっとした近所の街を訪れる方も多いようです。散歩番組が多いのも納得です。
今息子はすごくまち歩きが好きなのですが、これはボーイスカウトの影響もあるかと思います。
ボーイスカウトは夫の担当でしたので私はあまり参加しなかったのですが、キャンプばかりではなく、玉川上水に沿ってハイキングなどに行ったことがありました。あとは皇居東御苑とか。息子は「松の廊下」(忠臣蔵「殿中でござる」の舞台)跡なんかに興奮していました。

tokyo-trip.org

意外や今の学校の友達にも同じ趣味の子がいたりして、時々あちこちに散策に出たりしています。川の流れや暗渠、家康の治水事業まで興味が広がります。

まち歩きといえば、NHK「ブラタモリ」ですね。
これを見ると、歴史はもちろん地形とかにもたくさん触れるので、息子は小学生のときはそう興味もなかった地学に興味を持ち始めていますが、受験で使えないかもと残念がっています。

中学受験時は岩石の種類や火山の分類など苦労して覚えたけれど、もっと早く興味を持っていればだいぶ楽だったかと。

 

「ブラタモリ」をご覧になった方はご存知でしょうが、まち歩きと言ってもただの散歩ではなく、なぜその地域が今のようになったかを歴史や地形と合わせて考える番組です。

www.oricon.co.jp

というわけで、日本地質学会から表彰されたそうですが、見ていてもその分野に多大な貢献をしているなぁと思わされます。 

 

 

今息子はこのまち歩きから、地形や都市のシステムなどにも興味を持っていて、将来の仕事にしたいものの一つになっています。実際まだ時間があるので、進路が変更する可能性もありますが、そのために頑張ると言うモチベーションにはなっているようです。

 

◎《社会・理科》旅行

まち歩きに通じますが、地理的・歴史的・理科的にも経験の有無が大きく影響するのが旅行のような気がします。
パッケージではなく自分で計画をたてて訪れることで、そこに何があり、どんな産業が栄えているのか、のちに子どもの地理の勉強をしていたときに大きな存在感をもたらしたのが自分の旅行経験でした。
私は幸か不幸かあまり長い休みがとれなかったので、海外より国内の旅行が多く、国内はかなり訪れているのですが、地理で名産から工業から地形から、目で見たものはすんなり入ってきます。
旅行時詳しく知らなくても、旅を思い出して、景色や食べ物、土産物、建築物などという記憶と結びつけられることは、覚えるのに強力であると痛感しました。
というわけで、息子が子ども時代にはそこまで旅行ができなかったので、私だけ妙に納得したりして、もっと旅行させてあげたかったと強く思いました。
特に受験生になると、夏期講座だけで何十万とお金もかかり、時間的にも金銭的にも旅行に行くのは大変です。
小学校4・5年生くらいまではまだ時間に余裕があるので、ぜひ出かけてほしいです。

◎《全教科》本を読む習慣

定番ですが、これほどその後の知的好奇心に影響のあることはないでしょう。
読書が好きか嫌いかでは世界が大きく異なるでしょう。
小さい子に無理やり文字を教えたり知識を詰め込むようなことをする前に、子どもが本に興味を持つように導くことが大事かと思います。
本来の子どもは知的好奇心が旺盛のはずですが、何か苦手なことがあると認識すると、それを避けるようになったりもします。就学前にひらがなを読めるようにしておくことの効果は、苦手意識を持たせないことじゃないかと思います。
 

◎何かを作ること

女の子なら手芸やお菓子でも、男の子ならプラモデルやブロックでも。
はじめはパッケージセットでも、そこからだんだん手作りへ…。
何を作るにはどうしたらいいか、工夫を凝らしてやってみること。
これはわが家ではあまりできておらず、若干ジャンルが異なりますが、大学の物理教室で、毎回手作りで物理の仕組みがわかるものをて作業していました。手が遅い息子はいつも学生さんを煩わせていたと思いますが。

どちらかというと息子よりお友達に、勉強はあまり興味がないが、ロボット作りとか、工作とか舞台セット的なものに興味を持っている子が何人かいました。
ものづくりが糸口になって、将来の仕事を考えたりできそうだし、そうなると本人も工学系へ進みたいなど受験への興味も湧いてくるようでした。

◎公共交通を使って自分の足で歩く

勉強のためというか、生きるためですが、小さい頃からやっておくといいかなと思います。

息子はたまたま鉄道が好きだったのと、家が都心にあるので様々な鉄道やバスを乗り継いで行くことが多かったのもありますが、幼稚園の頃くらいから、地下鉄を降りたらどの出口か、それはどこの階段を上ればいいのか、どこで調べればいいのか、わからない時は誰に聞けばいいのかなどを息子に先導させながら学ばせていました。

文字を覚えるのも早いですし、方向感覚を意識することもできました。
たとえば受験の時。ただでさえ緊張する場面。そこでどうやって行くかにストレスがあるのとないのとでは大きく違うと思います。特に不測の事態が起こった時。

備えても方向音痴という子はいるかもしれませんが、震災などの非常事態、電車で一時間の距離に通っていて歩いて自宅まで戻れるか。スマホが広まって知らない人に道を聞く、何か教えてもらうという機会も少ない子どもたちがきちんと誰かに助けを求められるか。

◎まとめ

まだ子育て中ですが、ここまで育ててみて、周りのお子さんもみて感じることは、幼少期はその子の素地を作ることが大事ということ。

本好きに育てられればかなり楽。本が好きということは、ものを知る一番手っ取り早く簡単なこと。また、自分だけではできない経験値を大幅にあげることができる。

体力をつけるために水泳をやらせるのと基盤を作ると言う意味では同じではないでしょうか。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

大事なのは表面的に「なにができてすごい」(計算だったり楽器だったりスポーツだったり英語だったり)ではありません。

それは、先取りしてやればある程度できるようになって、「すごい」と言われますが、大きくなってみれば誰でもやろうと思えばできる程度のレベルだったり。

そういう目先の親の自己満足を満たすものではなく、たとえば上にあげたものでも無理に覚えさせて「鳥博士」や「星博士」にするのでもなく、知的好奇心をどんどん広げること、中にはそこではまってマニアになるのもいいでしょうが、いろいろなことにアンテナをたてて知ることに喜びを持たせることじゃないかしら。

中学へ入ってからではかなりその辺を変えていくのは難しいと感じています。
それまでにどういった器を作っておくか。たくさん入れられる器か、何にも興味がなく、自信もないからチャレンジもしない閉じた器か。

 

中高生になると個人の持っているポテンシャルというか、知識も能力もそうですが、大きな違いになります。

この子はこれがすごい。これは誰にも負けない。それが学校の成績には直接結びつかないものでも。そしてそれが、将来の可能性が透けて見えるのも中高生です。大学生ならもっと違いは顕著ですね。

 

↓似たような観点で書いた過去記事です。 

vt-maguna.hatenablog.com

 

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