悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

作る人の集い。Maker Faire Tokyo 2018

「つくる」ことのお祭り、[Maker Faire Tokyo 2018]を訪れました。

 

makezine.jp



Maker Faireの楽しみ方をパンフレットから引用。

  1.  展示を見る!
  2.  プレゼンを見る!
  3.  体験する!
  4.  来年は出展!

 個人、企業問わず様々な展示があり、ブースで作者と話しながら体験したり、ワークショップに参加したり。

 

コーナーの一つがキッズ&エデュケーションゾーンと銘打っている通り、子どもが見ても楽しめる作品もとても多く、そこそこ子どもづれもいました。

レゴ(R)マインドストーム(R)20周年記念エリアでは、東大LEGO部の出展も。

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渋いところで、黒川紀章氏の中銀カプセルタワービルの模型。
似てる〜〜。

中銀カプセルタワービル - Wikipedia

 

面白いものがたくさんあったので、いくつかご紹介。
公式サイトの紹介ページですが、それぞれの活動のURLも載っているので、より興味を持ったらもっと関われそうです。

発明工夫展のユーモア賞?

nanka | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

『寝過ごし帽子』は「もう絶対寝過ごさない、寝過ごしを防止する帽子」です。アプリで降車駅をセット、降車駅が近づくと周囲に光、音、文字でアピールし起こしてもらう助け合いデバイスです。「JIKKALARM2」は実家で起きようをコンセプトとしたalarmです。母親が朝食を作っている包丁の音と、味噌汁の匂いで心地いい目覚めを経験したことないですか? その経験をどこでも体験できるポータブル目覚ましデバイスです。

絶対こんな帽子被ってたら怪しい! 目覚ましも発想が面白すぎ。

 

つつうらら | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

通勤中、バスや電車で毎日スマホを触っているので、スマホを保持することに楽しみ・喜びが感じられるようなものがほしいと思い、人の温かみを感じるスマホホルダーを作りました。使っている本人も使っている様子を見た周りの人も、優しい気持ちになってもらえると思います。
ぜひ、写真をご覧ください。すかさず私も肩にかけられましたが、こちらも怪しすぎ。そこまでしてスマホする?? 実際に駅で使用したそうですが、「ギリギリ通報されませんでした」とは作者さんの弁。小さい3Dプリンターしかなくて、細かいパーツを組み合わせるのが大変で〜、微妙に隙間できちゃって〜と気さくな作者さん。

松田壮と君塚史高 | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

スマートスピーカーのスタンドは一瞬欲しくなりました。自分で作ろうかな。

 

琵琶湖愛が溢れる! 

成安造形大学 fabco | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

滋賀県にある大学。滋賀をアピールするモノポリー風ゲーム。
なぜか琵琶湖カレーのレシピをいただきました。カレーを流し込む琵琶湖の型の3Dデータが入手できます。
青い色素を入れて作ってくださいって、なかなかハードル高い割に、滋賀県民以外一瞬なんだかわからない??

 

夢を諦めない

リーマンサット・プロジェクト | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

宇宙開発を趣味にするサラリーマン集団、リーマンサット・プロジェクト。今年打ち上げるキューブサットの実機(バックアップ機)を展示します。実際の開発者によるデモンストレーションもあります。さらに、調子に乗って後続機の展示や、JAXA公開展示で大人気だったVRの展示も行います! また、願いを叶える宇宙ポストも併設します。宇宙に届けたいあなたの願いごと、ぜひ聞かせてください!

 サラリーマンがみんなで人工衛星を打ち上げる! 宇宙空間で地球との自撮りをするんだとか。昔は宇宙飛行士になりたかったんだよなぁ、なんて夢を諦めた方もまだまだ宇宙に関わるチャンスはありそうです。 

 

勉強が捗るペン!

Team-Pen | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

IoT技術を用いた勉強したくなるシャープペンシルを展示いたします。センサーと通信機能を持ったペン(筆記具)を使い、宿題など紙の教材に文字を書いた際、勉強の記録を自動的に残していくものです。そのデータをネットワーク経由で親に送り、勉強過程を褒めることができるようにします。また、そのデータを元にゲーミフィケーション要素を加え、子供が意欲的に勉強できるようにします。

 いきものペン。勉強するだけ育って行きます。ある程度教科が何かを判別できるくらいにはなっているそうです。もっともっと進化したら、すごいログが取れるようになるかもしれませんね。それだけでも、ログを取れと言ってもなかなか取らない我が子には欲しいなあ。  

 

自由研究にも使える? 手軽にスマホで顕微鏡

AIDMICS BIOTECHNOLOGY | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

これは買いたいな、と思ったのが、スマホ顕微鏡。
スマホカメラに挟むだけで気軽に顕微鏡が楽しめます。

 

体験することでクリエイティブな刺激になるかも

makezine.jp
こちらでレポートが読めます。レポート中の「黒ひげ危機一髪VR」は、自分が黒ひげになって爆発とともに飛んで言ってしまう体験ができます。椅子が少し上がることもあり、なかなかリアル。地面に落ちる瞬間も微妙に怖い!
ナイフを刺す役もできて子どもは喜びそう!

 

毎年小学生の頃は「発明工夫展」にチャレンジしなきゃいけない宿題に苦しんで来ましたが、普段から楽しんで色々な物を作っている人が多いのだなぁとワクワク!

中には普通の手芸・工芸などもあり、ほんとに「つくる」ことならなんでも良いようで、バラエティに富んでいて宿題の発想も湧いて来るかも!

高校や大学などの出展もあり、興味がある方には、直に生徒・学生、さらに取り組んでいるプロジェクトと触れ合える機会にもなると思います。

 

イベント自体は終わってしまいましたが、リンク先からアクセスすれば、新たな出会いもあるでしょう。

 

例えば今回の出展者のリンクにこんなのがありました。

fabcross.jp

 

www.ota-fab.com

 

デジタル工房を借りて好きなものをつくることもできます。
普段日常的に何か作っているわけではなかったので、あまり知らなかったのですが、今ものづくりが熱いんですね!


演奏するロボットや、ひたすら規則的に動き続けるボールのシステムも。