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悩める子育て

中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

子どもを伸ばす定番じゃない習慣いろいろ〔前編〕 〜『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』

いわゆる高学歴を目指す人、子どもに目指させたいと考える親へ向けた書籍も玉石混交だ。

いくつも読むことがよい、と以前も書いたが、それは一つの価値観に縛られすぎないため。もう一つは、何が自分(わが子)に合うやり方かはわからないこと。合わないことを無理にやらせる時間は無駄だと思う。

何冊も読めば、どこにでも書いてある超定番のものも多い。そうなると、何冊目かの読者にはあまりためにならない。

これだけ書籍が多いと、オリジナリティが価値になる。

 

「東大」が最近のキーワード。みんなが目指すわけじゃないけれど、とりあえず勉強の能力をつけたいならそういう書籍を手に取る人は多いと思う。

 

 


東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?

 

今回読んだ本は、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』。

学力は積み重ね。早くからどのように育てているかを学習塾の代表がまとめた本。

この本では、いくつか常識とされることを覆すようなことが書いてあった。
新しい観点だと思われるものが盛りだくさんなので、回数を分けてほんの一部をご紹介する。

 

「東大生を育てる親」の家の習慣として34個あげている。

自信を育てる

自立を助ける

可能性を伸ばす

継続力をつけさせる

集中力を高める

うまく叱る

成績を伸ばす

という七つの章立て。

 

いつもと同様に気になってマークしたところをピックアップ。

 

小学生のうちにひとり旅をさせる

ピンチに直面した時に逃げだそうとする子が多い中、ピンチと戦える子が強い。

ピンチとは自分のいまの実力以上の環境や課題と戦わなければいけないところとして、そこで自分では無理と逃げてしまう。

そして「自分の実力はこんなもんだ」と開き直る。この負けグセが伸びない原因となるという。

 

確かに。こう考えるのが一番楽。

だが、自分の実力よりちょっと上のレベルに身を置くことが大事だという。

ちょっとしたピンチとしてひとり旅を勧めている。

 

息子はこのひとり旅はとても早かった。

最初は幼稚園年少。スキーツアーに一人で参加した。本人が行ってみたいと言い参加。
見送りの時、寂しい&不安は私だけでバスに乗ったきり隣の知らない子と話して手も振らずに去ってしまった。手厚いサポートもあり、楽しく過ごしてきたようだ。

次は小学校低学年。隣県のおじいちゃんちへ一人で行くという。
最寄り地下鉄から私鉄に乗り換え、さらにそこからバス→徒歩。
何度か行っていたが、乗り物好きな息子には日頃から出かける時に本人に案内させていた。日頃から自力で歩いていた息子は私より詳しいくらい。

地下鉄まで送ると、一人で出かけ、私鉄のおじいちゃんの最寄り駅でおじいちゃんが隠れて待っていて、息子を尾行しつつ見守ってくれた。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

ひとり旅のレベルはその子に合ったものをと書かれている。いずれにせよその子がちょっとだけ頑張って成功したことが自信になる。

 

これで得たのは、どこでも物怖じせず人に聞くことができるようになったことで、どこへ出すのも心配がなくなった。海外に出かけた際、私が体調を崩して出歩けなくなった時、息子は一人で小旅行をした。

60%を確実に理解させる

親としては完璧に仕上げさせようとしてしまうのだが、60%でいいという。

本人がわからないことを学ばなければ成績は上がらないが、そのわからないことの中で60%の内容を確実に身につけるということを繰り返せば成績は伸びるという。

やらせてもなかなか覚えきらないの、とイライラする親も多いと思うが、60%ならお互い気が楽だ。

高すぎる壁は登りたくなくなる、ということか。

伸びる子は自分で問題を切り捨てる潔さがあるという。そして親もそれに寛大であると。

 

私は60%というのは意識していなかったし、つい全部見直してできるようにしようと思ってしまった。ただ、やる気を失わせないようには気を使っていたように思う。
息子は単調な計算などが嫌いのようだったので、あまりやらせなかった。

確かにその時やっていれば、もっと計算が得意になっていたかもしれない。でもそれよりも勉強が嫌なことと認識されるのを恐れた。

 

面白いのは、子どもを伸ばす勉強とは「積み残し」があることを前提にプログラムが作られていることだということ。

難関校ほど大量の積み残しを前提とした問題が作られているのだとか。

だからこそ、難関校ほど

確実にできる問題とそうでない問題を見極める力が問われる

のだそう。

 

子どもを伸ばすための負荷としては実力ギリギリよりちょっと上、偏差値として+5~+7くらい上のレベルがいいとか。

 

短所を無理に直さない

子どもの短所が気にならない親はいないだろう。子どもが小さい時ほど周りと比べて気になったように思う。

そこで目から鱗。

そもそも短所って簡単に治らないから短所として身についてしまったものと考える。そして無理に直すことでストレスを抱えることになるが、ストレスを抱えたままで成績が伸びることはあり得ないという。

 

東大生の多くは自分の短所をネタにするのだとか。

短所を仕方ないと受け入れる強さがあるという。

うーん親としては開き直ってる〜とイラついたりもするのだが。

息子も自分の小学校時代の算数の点がいかに低かったかを学校で自慢していた。

お前それでどうやって入ったんだと言われたとか。

強いといえば強い。

日頃から鈍感最強だな、と思って見ている息子だが、確かに一喜一憂しないことはストレスを減らすことに大きな力となると思う。

 

短所を直さずとも、うまくつきあっていくことが大事としている。

例としてプリントをなくす子が問題集から宿題を出してほしいと言い、問題集すらなくすから何冊も買って家中に置いているお母さんの話をしていた。

 

これには私も共感する。なくさないようにしつけてもできない子はいる。

実際息子にも複数回テキストを買ったことがある。なくさないように→できない→叱るのストレスが延々と続くよりストレスなく取り組む方がずっといい。

 

ただ、中には短所に気づいていない人もいるという。確かに自覚していないことは対策も立てられない。

 

うまくいく家庭は母親主導

なかなか書いてある本がないが、これには大きく頷く。

意見する人は一人がいい。そして子どもをよく知っている母親が主導した方がいい。

なんだか「その子にそれを要求する?」というようなズレがあると感じたこともある。

よほど普段から子育てに参加していない限り、他の子がどんなかも知らない。

小学生なんてこんなもの、ということを理解しているお父さんはまだまだ少ないように思う。

子育てしていると、大人と子どもの感覚が大きく違うことを自覚することが多い。母親はその積み重ねができている。それでも時々大人である自分の価値観で説教してしまうこともある。

父親が関わるならば相当な覚悟が必要だという。

本書でも父親は子どもを部下のようにマネジメントしようとするという。

男の人は結果を出させることに躍起になってしまいがち。

本書では7年間も口を聞かなくなった親子が出てきたが、追い詰めて中学生の子どもを泣かせたり、怯えさせたり、小学生の息子を円形脱毛症にしたお父さんを知っている。

もちろん、全ての父親がそうだというつもりはないが、子育てにおいては多くの場合圧倒的に関わる時間の長い母親の方が子どもを冷静に見れるような気がする。

個人的な意見だが、女性の方が相手の感情に寄り添えるので、子どもにごり押しすることも少ないような気がする。 

テストの順位や偏差値を気にしない

東大を目指すような子はあまり順位を気にしないという。

強力なライバルが多い学校では順位の多少の違いは意味がない。

レベルの高い子たちと競う環境の中では、「順位的な負け」をある程度受け入れながら戦うというスタンスが必要となるのです。

確かに難関校で順位を気にしすぎたら自信を失ってしまうかもしれない。

息子にはもう少し気にしてほしいところだが。

では何と勝負するのかというと、自分自身。それに早く気づいた子ほど伸びるという。

 

次回に続きます。

 

 

 

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