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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

公立から難関大〜向いている子、いない子

前回記事に引き続き。

先月のとある記事。いつもためになると読んでいる。

toyokeizai.net

 

ここに挙げられているような子が、いわゆる公立トップ校などに行くとあげられているが、実際自分の高校時代を振り返っても、概ねそうなんだろうなと思う。 

 

1)提出物を必ず期限内に出す

2)不要な遅刻がない

3)ノートをしっかりとる

4)要領がいい

5)主要教科以外に実技系科目もできる

6)定期テスト勉強のスタイルができている

7)ネガティブな発言をしない

 (上記記事より引用)

 

こういうことがきちんとできる子は、それなりにいる。

現在高校受験に内申点が取り入れられているので、提出物や遅刻など、真面目な態度も評価されるだろうし、実技系科目も評価に入るわけだから。

 

私も夫も公立中高出身ですが、わりと器用でこんなタイプだった。自分の学校にもトータルのバランスがいい子が多くいた。だから進学校でも体育は高校のほうが中学よりレベルが高かった。

 

一方息子はかなり偏りがあり、上に挙げたようなことは7以外は当てはまりません。

その分得意なことの突出は目を見張るものがあったりもします。できることとできないことの差が大きい。

 

上をふまえてさらにできる子は、

1)何事にも好奇心をもつ

2)非常に集中力がある

3)勉強を楽しむための工夫がある

 (上記記事より引用)

だそう。

これは、1,2は当てはまる。

  

上の7まで当てはまるようなタイプだったら、うちは断然公立を選んでいかせました。今では私立の学校の多様さや特長がそれぞれあるのを知っていますから、別の選択をするかもしれませんが、最初から公立のつもりでしたら、そもそも私立の学校について調べなかったと思うので、なぜお金を払ってまで義務教育を受けさせるの? というところで思考が止まっていたと思う。

 

でも、息子は幼稚園のころから、本をスラスラ読んだりする反面、テキパキ動けず要領とは真逆のまわり道ばかりの性質はすでに出ていた。

うちと同じように、特に裕福というわけでもないサラリーマン世帯で中学受験をさせた親御さんも、息子よりさらに偏りのあるお子さんの将来を心配して中学受験をさせることにしたと話していた。算数と国語で偏差値40の差があったこともあるらしい。
せめて得意な勉強だけでも、この子の取り柄になるようにしてやりたい、と。同感。

 

上記のリストが全部当てはまるバランスの良い男子のお母さんに、うちの子のほうがたまたま偏差値の高い学校へ行ったからといって、

「◯くんはいいわよ〜。できるから。」

と簡単に言われたりすると、複雑な気持ちになります。そのお子さんのほうが、先々に心配はないだろうな、と思ってしまうので。運動会や文化祭などで圧倒的スターだし。

まあ、隣の芝生はお互いに青く見えるのだろう。

 

f:id:vt-maguna:20170922150802j:plain

一般的にみても、こういうバランスの良いきちんとした子は高評価を得る。
一方で、バランスが悪く、しかも頭が良い子というのはよく言われない。

先日も親戚に、息子の学校のことを「ああいう学校のやつはちょっと変だ」と言われた。

何を知っているんだろう。主要教科のみで入試をする学校には、公立の進学校より確かに個性的な子は多いと思うのですが、「ガリ勉」という言葉を相手に直接ぶつけてもいい言葉と思っている人も多い気がする。ガリ勉は少ないですが。

名門校、難関校を目指す親子には、ただ見栄や名誉などのために選んでいる人ばかりではない、ということをわかってもらえたら嬉しい。

 

ほんの数人の、自分の知っている、頭がいいくせに要領の超悪い仕事ができない人を、「ああいう学校のやつ」としてひとくくりにして、バカにする。意外とそういうコメントは堂々としてもいいことになっている。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

受験戦争・詰め込み教育・教育ママ。全部マイナスの言葉。

そもそも私立の多くの学校では、詰め込みの勉強だけでない社会に貢献できるような人材を作るべく様々な工夫をしているところも多そうだが。

将来何者かになろうとして努力すること、それが勉強であれ芸術であれ、ものづくりの技術であれ、そのことを真剣に考えている人を、考えもなく否定しないでほしいと思う。

 

上記記事のコメント欄を見ていても、わかっていて書いている人と、多くを知らないで偏見で書いている人といる。

 

はたまた、躾ければそうなる子ばかりでない、親の躾がよければみんなきちんとした子になるのなら、きっともっともっとたくさんの子が立派にきちんとしている。

ここまで育ててみて、毎日悪戦苦闘してきているし、うちなんかよりもっと苦労しているご家庭もあることを、友達に聞いて知ったりする。

息子は遅刻もするし、提出物に遅れることはほとんどないが、前日徹夜がデフォルト。
ノートの文字は何度言っても小さくぎちぎちで見えにくかったりする。
字が超絶雑な子もいる。何度言ってもすぐ戻ってしまう。

起こすのに何十分、起きても動けずにダラダラのうちにあっという間にギリギリの時間になる。朝から元気に動ける人には信じられないだろう。

遅刻はいけない。一回もすべきではないと何度も話しているが、一時期言いすぎて、私の方がストレスで耐えられなくなってからは任せている。クラスにはもっと常連もいるらしい。

息子よりひどい睡眠障害に苦しんでいる先輩が部活にいて、おかげで部活では少し理解はされている。それでも先輩は遅刻回数で退学との戦いだし、試合前の日は夕方まで寝て徹夜すると聞く(寝たら起きられない恐れがあるから)。

 

当事者じゃないのに偉そうに評さないと思うようになった。

 

社会にはいろいろな人材が必要とされているのだと思う。
リーダータイプ、優れた技術を持つ専門家、言われたことをきちんと遂行できる人、要領よく進められる人、本質的なところにこだわる人。アイデアが出せなくても単調な仕事を淡々とこなせる人、要領が悪くてもタフな人、根性のある人。弱いからこそ弱者に寄り添える人。

高学歴であればいいわけではない。大卒でなくてはいけないこともない。
親としては、ちゃんと食べていける、一人で生活出来る、パートナーや子どもを支えながら生きていける、それができればいいと思っている。ただ、それに加えて自分が人生の大半を捧げる職業が、自分の納得のいくものであったらなおいいな、と思う。

 

自分の子に難関大が必要か、否か。必要ならなぜか。どうしたら難関大に入れるようになるのか。親が子のために考えることは多い。

真剣に向き合ったら、よほど我が子がパーフェクトな子でない限り、簡単に自分とは違う立場の人のことを批評する気にはなれないんじゃないか。

また、うちの子のように「あのリスト無理だわ」と思うなら、逆に中学受験を考えるというのも一つの手だ。うちは、自分が公立の進学校に通ったからこそ、息子には無理だ(内申も含めていけるところとなると、今度主要教科のレベルが合わなくなりそう)と判断した。

 

こういった記事を参考にして、このようになってほしい、ぜひそうしようと頑張るのも大事。
親の行動が与える影響は大きい。
だけど、合わない子には合わない。やっているのにできない子にがっかりするより、他の視点で見直す必要がある。

 

うちの子は勉強をそう苦にしない子で、中学受験塾を楽しんでいた。だけど、勉強しなさいと言わないできちんと必要な課題を自分で考えてスケジューリングしてやる能力はまだない。せいぜい学校の宿題をどうにかやれる程度。

勉強といったって、自主的には本を読んだり、受験科目と関係ないものばかり勉強したがる。
級友にもそういう子は多い。そういう子はできる子とは言わない、と言われればそれまでだが、「勉強が好きで得意な子は勉強しなさいと言わなくてもやる」というのは誰にでも当てはまらない。進学校でも全部がそんな子では決してない。ゲームにはまって赤点を取る子もいる。

「言わなきゃやらないよね。」

と、普通に好成績の子のお母さんも言っていた。

勉強しなさいと言わない方がいいというから言わない、と安易に預けず、親がしっかり対応を考える必要があると思う。

 

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中学受験をしなくても知っておいたほうがいいこと

中学受験がメジャーになりつつある昨今ですが、もちろん受験率は地域差があります。

www.inter-edu.com


でも、全国的に見れば、そもそも私立など受験する学校が近くにないという地域のほうが多いでしょう。
ただ、大学受験となれば全国区で、中学受験をした中高一貫校生と同じ入試を受けなくてはならない。
例えば上の記事では区部40%とあるが、これらの区の大学受験率はどうなのでしょうね?

区部まではわかりませんが、下記記事で、東京の大学進学率は66.5%と出ていたから、実際これら中学受験率の高い区部は7割前後でしょうか。
そうすると、区部の大学受験生は中学受験をした人の方がしない人より多いかもしれません。
実際、公立中学に通っている息子の友達の中にも何人か、公立中高一貫校を本命として、他の私立中学も受験している子がいたりもするので、公立中学生のなかにも中学受験経験者が少しはいることになります。

todo-ran.com

 

もちろん、地元の学校、大学、企業などへの就職を考えているのであれば、ローカルな情報が揃っていればいいと思います。

ですが、もし、お子さんを大学受験で例えば東京などの都市圏の大学へ出して、就職もと考えるのであれば、地元の進学校に入れさえすればいい、と考えるのはもったいない気がします。難関校を狙うならなおさら。

 

中学受験はうちには関係ないこと。地元の進学校へ行ければどうにかなる、と考える人は多いのではないでしょうか。

でも、地方から都会へ子どもを一人暮らしさせて大学へ行かせることは、とても金銭的負担が大きいこと。そして、どの大学へ行き、どう過ごすかで就職活動も大きく変わってくるので、本当はもっと真剣に考えたほうがいい。

 

でも、なんとなくのイメージで語ったり考えたりしている人の方が多いのではないか。それは、中学受験を始めようとした人にも言えることだけど。

dual.nikkei.co.jp

 

この記事、途中までしか読めませんが、多くの方にとって、中学受験とは、この記事の父親たちのように漠然としたものであったり、自分の時は〜みたいな曖昧なイメージだけで結論を出しているような気がします。
今は試験方法も違えば、成績のつけ方も違うし、将来望まれる人材も少し違ってきていないでしょうか。自分の頃はというのが当てはまらないケースも多いでしょう。

もうちょっとニュートラルになって中学受験について考えてもいいのじゃないいでしょうか。

 

前から書いていますが、私自身は中学受験推奨派でも反対派でもありません。うちは受験をさせたけれど、なにごともやらせればなにかができないトレードオフだと思っています。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

親が受験の有無にかかわらず、長い視点で子どもの進路を考えているかいないかは、成績や進路に大きな影響を与えるでしょう。

中学生の勉強を長年見ていて、親の無関心にもどかしく感じること、逆に親の熱心さが本人を強力にフォローしていることを感じてきました。

少し古いですが、参考になりそうな記事がありました。

  

president.jp

さらに中学受験がどういうものか、わかりやすい記事があったので、ご紹介します。

【不用意な中学受験をしないために】中学受験を始める前に考えてほしいこと | 中学受験の親の悩みQ&A

 

勉強のレベル的なこと、親がどれだけ関わらなきゃいけないかということなど、中学受験がどんなものかよくわかる記事です。

 

さて、上の書籍を読んでいないのですが、私個人のせまーい経験で感じることを個人的見解として。こういう経験談はたくさん読まないと、人や環境により違うと思います。一般的なことは、塾講師の方のブログなど参考になります。

 

上のプレジデントの記事でもあるように、問題を解く訓練は中学受験経験者にかなりの差をつけられるでしょう。

中学受験の勉強では、深い理解や暗記法、勉強時間のやりくり、見直し、模試を受けるという経験などなど高校受験や大学受験で学ぶようなことを一足先に学んでいることになります。

 

さらに、中高一貫校に入ると、6年間で考えられたカリキュラムになります。
中学の間くらい勉強見てあげるよ〜なんて思っていたら、大間違いでした。内容の深さもかなりのもので、さらに当然進みもとても早いです。

さらにレポートなどの要求されるレベルが高い。

これは、もちろん個人差、いわゆる偏差値的な能力差がないとは必ずしも言えませんが、ただ、公立中学の子にも鍛えればどんどん身についていく子はたくさんいるのではと思うことでもあります。

 

少し難しい本を読む力、語彙力を増やす試み、自分の考えを表出する経験…などなど。
子どもの力、特に小学校高学年から中学生くらいの潜在能力ってすごいのじゃないかと思っています。個人的には暗記は二歳児がすごいと思うのですが。

対して、大人がそれくらいの子を見るときに、まだまだできないだろう、と思って簡易なものしか与えていなかったりしないか、と。

公立の小中学校では、早く走れる能力があるのに、これより早く走ってはダメ、と言われて、その場で足踏みをさせられているようなイメージがあります。

私の場合はその上、その先がどうなっているのかも知りませんでしたから、自分の可能性も含めて、高校へ入って実態を知ってから、聞いてないよ、と思ったことはいろいろありました。
大学受験を経験している親御さんなら、やるべきことは多少見えているかもしれませんが、それでもセンター試験も変わってしまいますし、自分の頃と同じとは言えませんね。

 

いまやスポーツ界でも芸術界でも将棋などの世界でも、何かを十数年本気でやっている人は、中学生でも大人顔負けの才能を発揮しているのを考えれば、まだまだこの程度でいい、と無理やり線を引っ張って先へ行かさないのはもったいない。

私立など受験を要する学校の多くが高校での募集をやめ、一貫校として六年間で教育を考えつつあるというのも、高校三年間で大学受験に対応する高レベルの大量な勉強をしなくてはいけないことのアンバランスさからなのではないでしょうか。

 

自分自身が公立中学で、そう努力もせずにいたので、実際中高一貫校を知ると、
「ああ、こういうところで差をつけられるのだなぁ」と感じることは多いです。

記事冒頭で触れたパパさん的思い込みで言えば、中学受験&中高一貫校進学はガリガリ勉強だけさせて、というイメージかもしれませんが、むしろ今の時代に合わせた教育をしているところが多いのではないかと思います。
だからこそ、息子の受験時、滑り止めの学校でも、受験して行く価値はあると思いました。偏差値だけではないというのは、むしろ実際中学受験を知ってから感じたことでもあります。

 

ほかにも進路関係の情報サイトなどで、情報を得ることもできるでしょう。

中学受験をする子が塾通いで忙しく、なかなか力を入れられない英語や数学の先取りをしたり、理科や社会でも少し深く切り込んで勉強そのものに興味を持たせることは、時間のある小学生だからこそできること。

社会科見学や理科教室、今ならプログラミングを学ぶなど、高校受験のためではなく、むしろその先の将来を見据えた興味の掘り起こしです。

 

中学受験をする子はつめこみでかわいそうと思う方も多いかもしれませんが、そもそも子どもは学ぶことを喜ぶものです。中学受験塾は面白いと言って通う子がかなり多いのです。先日小学生のクイズ番組にいろいろ詳しい子がたくさん出ていましたが、きっといろいろ知ることを楽しんでいるのだろうなと思いました。

勉強=子どもにとって嫌なもの、という考えを払拭して、小さい頃から一緒に学ぶことを楽しんでほしいと思います。

実際中学受験の算数などは、未経験の私にはパズルを解くのと同じような楽しみがありました。5年生をすぎるともう自力ですぐに解けず、子どもに教えてもらったりして、なるほど〜〜なんてわかると私も嬉しくなったり。

中学受験はしないと言っていた、地方に引っ越した息子の友達は、英語をだいぶ先取りしていました。
数学も小学生時代に市販の中学受験生向けの算数の問題集を解いていました。
近所の女の子も同様で、息子よりずっと英語ができるでしょう。

 

好きだからできるようになるのではなく、できるようになるから好きになる、ということもあります。

周りの子が知らないことを知っていた→すごいねと言われた→好きになる→もっとのめり込む

周りの子より上手にできた→すごいねと言われた→好きになる→もっとがんばる

こんな形で進められたら、興味関心も湧いてくると思うのです。

私が勉強を教えていた中学生には、決して勉強が得意じゃない子も多かったのですが、時々ずっとできなかったものができるようになると、とても嬉しそうだったり、「わかると面白いね」と言う子もいました。


中学を無駄遣いしたと痛感している私からは、今は情報を得ることはぐっと簡単になってきているので、ぜひいろいろ活用して、地元の中学へ行きながらも、目的意識を持った勉強や進路対策をしてほしいなぁと思うのです。

もちろん、とにかく高い偏差値の難関大学に行けさえすればいい、という大雑把な考えも、そうではないと変わっていくと思います。わが子にどんな進路が合うのだろう、ということも含めて、こうして向き合うことで、行き当たりばったりで進路を決めて、結果遠回りをするといったことが少なくなるでしょう。

 

 

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実践的な受験の対策〜幼児から大学受験まで

勉強法について、とりあえず目に付いた本を読んでいます。

書籍のタイトルはこれを買ってと言わんばかりの気になるフレーズ満載で、感心しつつも、ちょっとコテコテで個人的にはお腹いっぱいですが、逆にタイトルで毛嫌いしないで読んでみると参考になるものも多いです。

というわけでブログタイトルに入れられない長いタイトルのこの本。


「偏差値29→東大薬学部」「開成→東大医学部」の夫婦が教える受かる技術

この著者の方は、偏差値29というタイトルで何冊か出版されているようですね。この本では同じく東大卒の旦那さんのエピソードも加えています。旦那さんは、開成高校卒だそうで、東大王道コースの実態も少し触れられます。

 

著者は浪人してはいますが、高三の途中から受験を考えた短期決戦であったので、成功のバックグラウンドは要領の良さ、効率の良さです。

結構要領さえ良ければ、授業はさぼってもいいとか、志望校の傾向以外のものは切り捨てるという徹底的な効率主義が感じられて、ところどころ賛成しかねるところもあるのですが(といいつつ私自身も現役時はわりとそういうタイプでしたが)、それで短期間で成績をぐっと上げることができるというのも事実なのでしょう。
まさに受験テクニックの本です。

自分の考えに必ずしも合わないものでも、いろいろ読んでみることは、そうやっている人もいるが、自分はどうしようか、と考えるきっかけになると思います。

 

というわけで、受験まであまり時間がない人にはかなり役立つでしょう。

一項目3p程度と短いので、内容はリンク先の目次を見れば大体わかると思います。

 

ちょっと備忘メモに残したものから。

「得意科目」を上げるより、「苦手科目」に注目しろ!

なるほど、苦手な科目のほうが基本的なことで理解がないことが多いだろうから点数を大幅に上げることができるが、得意科目は完成度も高いので10点あげるのも苦手科目に比べて大変ということか。直前でぐいっとあげるには必須な考え方かも。
他にも苦手科目対策が書いてあります。

 

4日続けられると習慣になる

大きい目標を細分化する、ということを別項で言っていますが、同じように、まずは4日続けてみよう、するとなんとなく続けられるよ、ということでしょうか。

模試の成績は良くても意味がない

模試が満点だったら、模試を受けた時間が無駄。これは私もよく生徒さんに言ってきた、テストが満点ならやらなくていいテストだった、ということと同じ。
模試を徹底的に復習材料にする。志望校別であれば、入試の対策にも十分ありますよね。

確かに息子も中学受験で惨憺たる成績を取っていました(80超えは一度だけ)から、あまり一喜一憂することではないかも。

本当に模試は点数やデータに注目しがちですが、使える教材として適切だと思います。さらに大学受験予備校だと、予備校により傾向も違うのだとか。

 

勉強をした痕跡を残す

これは私の現役時代もやっていて、息子にもやらせています。
どれだけやったか、やっていないのか、書き出すことではっきりわかります。
また、入試直前にこれだけやったと振り返るためにもいいと思います。著者も自分を向上させるにも自信をつけるためにも重要だと書いています。

ただ、うちではなかなか自主的に書くのを忘れるので困るのですが。

暗記は紙に書きまくる

記憶法についても結構ページを割いています。
記憶は記名→保持→想起の3段階という。
私も書きまくっていました。家では余っていた小学生時代の鉛筆を暗記用に使って書きまくっていました。
スペルなど書いたほうが明確に思い出せる癖になっています。書きまくることに抵抗を持たせないために、息子の中学受験時は安いノートをたくさん用意しておきました。
なぜか息子はノートをケチってちまちまと小さい字でツメツメで書く癖があったので、10冊単位で使う目的がなくてもたくさん用意することで、少しずつ余白をうまく使えるようになりました。 

ノート等グッズは下記記事で。 

vt-maguna.hatenablog.com

 

この記事に書いていますが、本書にも間違いノートは一冊で、と書かれています。

今これ、うちでは実践できていないんですよね…。

 

記憶法については著者の別の書籍が参考になりそうです。


偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術

おそらくこの本でも触れられていると思いますが、チラポイ法という、わからないところをカードにして三段階で仕分けしながら覚えていく方法が紹介されています。

 

書くと同時に聴くのも記憶にはいい!

英語の長文CDを覚えさせられたとか、古文の助詞などを桃太郎の歌に合わせて覚えたというエピソードが載っています。

最近は音読の効果が語られていますね。
息子が世界の地理の聞いたこともないような地名を覚えるときには、歌にしていました。
簡単に言葉を乗せやすい童謡なんかがいいと思います。
本人が好きな曲がよければそれもやる気になるかも。
100個くらい覚えなくてはいけなくて、どうしても覚えられないものを選んで3曲作りました。

ゴロはインパクトが大事

ゴロ覚え、主に歴史でつかいますよね。

これについても、印象に残るゴロを考えるとよいそう。
確かに、息子の歴史の年号を覚えるとき、大きめの単語カードにゴロを書いていましたが、覚えたいものがすべてひとつの教材に載っているわけではないので、何冊かを見比べてどれが面白いか選んでみたり、どこにもなかったり、ピンとこないゴロのものには自分たちで考えた語呂合わせを書いていました。
息子はその後苦労して書いた単語帳をあまり見ていないようでしたが、書いた段階で覚えてしまったものが多いと言っていました。

私はあまりゴロ合わせをしなかったのですが、やはり年号が頭に入っているというのは強いですよね。世界史の入試などでも、同じ時代の中国とヨーロッパを比べるなんてことも簡単にできる。

本書にも、だいたいの年数で覚えていると一、二年ずれて記憶してしまうこともあるがゴロだとそれがないのでよい、と。

 

予備校に行かない選択

私自信は予備校・塾知らずで受験しましたが、果たして今の時代、特に難関国立大学なんかを目指すのに予備校も塾も行かないってどうなのだろう。
未知のことには自信がありません。
ただ、書かれていたことは、普段私が塾について思っていることとほとんど同じでした。
予備校に行くメリットとデメリット、よく考えて冷静に選択することが大事かと改めて思いました。

ちなみに息子は東進の夏期講習(無料)で、面談にて今後どうするかを問われて、

「今とりあえず勉強するきっかけになるからとか、定期テストに役立つだろうとかそういう目的で通うつもりはありませんが、難しい問題にチャレンジできたりするので、そういうものに触れるために活用するのはありかもと思います。」

的なことを答えたらしいです。年齢の割にちゃんと考えてますね、と言われたらしいけど、いや、えらそーに言うけど、とにかく学校の勉強すらする時間とっていないんだからね。現状はトホホです。
ただ、そういうことを自分で考えるきっかけになったという意味では通った意味はあるかな。実際英語や物理は講座自体は大学受験を意識したものですから難しかったみたいで、刺激になりました。

 

ところで本書の著者のご主人が通っていたという東大生合格率100%の塾ってどこだろう、と気になりました。少人数ぽいです。

受験は情報が大事だと思います。そういう塾でどういうことを教えているのか、興味はありますが、限られた教育費をどこに使うかはシビアに考えなくては!!

 最初の参考書は薄いものを

別項で、木を育てるように、まずは太い幹から、順々に細かい枝へと描いていくように、学ぶ箇所も全体をさらってから細かいところへ移っていくというのが大事。
そのために最初に使う参考書では薄いものを使って、一番大事なところをまずおさえる。

 

高校・予備校編では、受験と部活どちらが大事かといったことにも触れています。
要は本人の向き合い方次第ですが、いずれも納得して選択することが大事かと思います。
先日も先輩のお母さんたちとお話しする機会がありましたが、部活を辞めたからといって勉強に向かうかというとそんなことない、とおっしゃっていました。

 

ひたむきに部活と向き合っている子に部活を禁じることは、あまり効果がないと思われます。一方で、私は落ちこぼれだった入学時に先生に「まさか部活なんかしないよね」的なことを言われて、そのまま部活はせず。著者はユーレイ部員、著者の旦那さんは帰宅部。
そもそも部活をしなければ、勉強にとりかかれる物理的な時間があるのは事実です。

 

息子の部活は引退が高三の後半なので、大変悩むところです。実際高二で辞める先輩も多いです。ユーレイ部員の著者でも、「高三の一年間は一生に一度だけ」と書いています。

 

また、受験への干渉が多い学校の欠点についても述べられています。

今は学校が手取り足取り生徒の勉強を管理して、まさに「入れてくれる」進学校も多いようです。息子の学校では、その辺は生徒次第なので、よほど悪い点を取らない限りは補習もなく、自分で塾を選ぶなり、自学するなり考えなくてはなりません。
一方他の私立中学校へ行った子の話を聞くと、大変手厚く、宿題も最初からたくさん出すし、いつまでに英検を何級、といった課題を出されているようです。

 

いろいろ思うところがあり、息子にそういった管理型の学校は合わないと感じていたのもありますが、それでもちょっと気になります。

ただ、本書では、そういった某進学校が寮生で一日中管理されているような学校の卒業生に留年率が多いというエピソードを紹介していました。(正確なデータとも思えないのですが)

自分で考えて勉強することができるか、その力を大学入学前につけておくことができるか、ということも大事。

確かに私も勉強に限らず、自立して社会に出られるかを意識しています。

今はうまく管理できない息子に
「やり方考え方を教えるから早く自分で仕切れるようになって。」

と言っています。

 

中学受験は親次第ですが、大学はそんなことばかりも言っていられないと思うのです。

 

PART3では、教科別に実践的な記事が並んでいて、これは受験生本人がじっくり読むのにふさわしいかと。実際の入試での対策まで載っていて、大学受験生には有用なことが多いかと思います。地方からの受験でのホテルのことなど、一つ一つは簡単ですが、細かいことまで触れています。

 

巻末の問題集・参考書のリストはまだあまりこういう情報を持っていないうちには大変役にたちます。

参考書は必ず本屋で実物を見てから、と書いてありますが、なんの情報もないと、たくさんある参考書や問題集の何を見ていいかもわからないので。

 

さらに、幼児・小学生編・中学受験編もあるので、小さいお子さんや小学生を育てている方も本屋で覗いてみてください。

 

 

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理由不明の不登校

「ウワサの保護者会」のスペシャルを見た。

www.nhk.or.jp

不登校について。

今回の内容で新しい発見だったのは、不登校になる子に理由がはっきりしない子がいるということ。上のリンクで概要が読めます。

不登校というと、何か原因があるから、それを解決できれば不登校も解決すると思いがちだし、なんとなく私もそう思ってきたが、意外と本人にも明白な理由がわからないケースがあるらしい。

親としては、いじめなどはっきり行かなくていいよ、と言えるような明確な理由がないのなら、甘えてないで行きなさいと言ってしまいそうで、コメントしていた保護者の方の苛立ちがよくわかった。

 

「ええー、理由がわからないってなんなの?」

と最初は思ったのだが、そういえば私自身が高校を辞めたいと言ったのだって、はっきりと嫌なことがあったわけじゃないことを思い出した。

以前書いた記事であげた、文科省の資料でも、いじめが原因というのは非常に少なかった。

情緒的混乱・無気力・いじめ以外の友人関係の悩みなどが多かった。

vt-maguna.hatenablog.com

 

私自身はどうだったか。以前もどこかの記事で書いたと思うが改めて。
下町の不良から、一流企業の社宅まで揃っている、テストをすれば0~100点までいるような中学校だった。

自分は、どちらかといえば上位にいたし、バリバリの不良の先輩なんかは怖くて近寄りたくなかったが、それでも学校は楽しかった。

 

逆に受験をして、自分と同じくらいの学力の集団に身をおいたにもかかわらず、居心地が悪かった。もともと前の中学校でも私は成績にかかわらず優等生ではなかったから、「水が合わなかった」のだろう。

実際私が中学で仲が良かった仲間は、一人が就職(その後すぐ辞めたらしい)、二人は早速中退その他の子も多くが高卒で就職といった感じで、自分と似たような子はいなかった。

それでもその地域トップの進学校で普通に友達は複数でき、友人関係の悩みはなかった。強いて言えば、真面目に勉強しないのがたたって、成績がドンジリの方だったショック。
辞めたかったのはこの入学当初だった。

だけど、なんとか成績も持ち直し、彼氏もでき、最終的には成績も上位層に食い込んだが、それでもその学校は最後まで好きになれなかった。毎日生徒手帳のカレンダーにバッテンを加えては、あと何日で卒業できる、と数えていた。試験前は友達と問題を出し合った。面白い漫画もたくさん貸してもらった。彼氏と登下校もした。

それでも嫌だったのはなんだろう。嫌いな先生がいたわけでもない。部活はそもそもしなかったので、トラブルもない。

 

アウェイ感。

 

一つ感じるとしたら、それかな、と思う。

でも、中学でも同じくらい大勢の生徒がひしめいていたし、特別部活で汗を流したわけでもない。先生に可愛がってもらったわけでもない。
3年たっても見たこともないような同学年もいたし。何が違うんだろう。

真面目な子が多い学校だった。地域の二番手校は、自由な学校だった。浪人を許されていなかったから、受験に対して面倒見のいい真面目な進学校を、自分には合わないけどとわかって選んだ。実際二番手校に行っていたら、高校生活を謳歌して、大学受験に失敗したと思う。結果オーライとしか言いようがない。

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そういえば、と思い出したが、私はなぜか辞めたいと思っていたが、病欠以外で休んだことはなかった。不登校という選択肢は自分にはなかった。

中退するのをやめたのは、私より先にクラスの男子が中退したからだ。
「今日は◯君は風邪で休んでいます」

そんな日常的な報告と同じテンションで、担任は

「◯君は学校を辞めました」

と一言で終わりだった。その、ほとんど言葉を発したこともないおとなしい男子について、周りの反応も特になかった。それが怖かった。義務教育じゃないってこういうことか。

 

それで、逆に目が覚めたのかもしれない。そもそもこの学校に入ったのはなんのためかと切り替えるきっかけになったのだった。辞めなかったのが、実はこんなマイナスな経験だった。

 

改めて自分の経験を振り返れば、今親として、子どもが学校へ行かないと言い出したときに、理由を問い詰めることに意味もないとわかる。

かといって、美談的な先生の熱い励ましが効果的でないこともわかる。

ただ、これは私の場合だ。

私はその後ズルズルと勉強をはじめて、少しずつドンジリでなくなりつつあったが、再度その中途半端な私の目を覚まさせたのが、「男女交際大反対!」の強烈な二年時の担任だった。

登校時に先輩と通うのを見かけたらしく、親にどういうつもりかと言った。
親は知っていたし、私を嗜めることはなかったが、ここで私に火がついた。
「そんなことをしているから成績があがらない。」

という担任の主張を覆したくて、本気で勉強をやることになる。

 

結局、どっちも先生的にはいかにも厳しい進学校の教師といった態度だったのだが、結果的に私は学校も辞めなかったし、成績もあがった。

 

だけど、この厳しさがどの子にも有用かといえばそうではないと思う。

1年時の冷たい担任に恐れをなして、私も辞めるとなるかもしれない。2年時の怒れる担任にひるんで交際も辞めて、スランプになってしまうか、開き直って恋愛に溺れるか。

 

子育てに正解ってないんだろうな、と思う。人間ってそんなに単純じゃないのかも。
改めて思った。

番組では7年と長期にわたって不登校の人もいて、親としては恐ろしいし、保護者の方の焦りみたいなものはひしひしと感じるのだけど、大事なのは、子どものことを認めてあげることだと言っていた。


確かに私が中退すると言ったときも、交際を先生に指摘されたときも、母は私を否定するようなことは言わなかった。

「学校を辞めたらもっと大変だよ」

と言われたのは覚えているが、私が専門学校へいくとか、自分で頑張って大検(当時:現在の高卒程度認定試験)をとるとかいう安易な発言も、否定しなかった。

 

そういう自分の経験があったからこそ、少し個性の際立つ息子の環境には結構神経を使った。小学校も公立ながら選択して行けるところにした。本来ならば中学受験など考えるタイプではなかったのだが、彼の特性にあったところ、居場所がありそうなところ、と考えてきた。

「僕も受験しなかったらわからなかったかもねー。」

途中から見ていた息子が言った。

「ま、でも大丈夫だと思うけど〜。」

小学校から特殊な環境にいた君にはわかるまいよ。

そう。でも、番組ではそれまで仲良く友達ともうまくやってきた子が突然不登校になるなんてケースもあった。残りの数年、何があるかもわからない。今のところ楽しいと言って通ってくれているけれど。

実際ちょっとした友人とのトラブルで不登校になってしまう子もいるだろう。うちは起立性調節障害も軽かったが、未だに時々体調を崩しては医者にかかったりしているので、そういうことで学校にいけなくなることもあるかもしれない。

そういうときに慌てずに、子どもを受け入れられるか。
結構難しいと思ってしまう。

そして、改めて思い出すまで、自分も結構親を悩ませていたし、明確な理由もよくわからず行きたがらなかったということを忘れていた。番組の中で、どうしようもなく悩んで、

「生きてるだけで丸もうけ」と達観(していたのだろうか、慰みだろうか本心はわからない)していた保護者の言葉には、改めて自分の子どもとの接し方を考えさせられた。

 

久々のUP!

magumagu.hatenablog.jp

 

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時間なさすぎの夏休み〜宿題地獄〜

息子が小学校入学以来、毎年のことですが、時間に追われて大変です。

 

小学校の宿題の山は恐怖でした。
例えば六年生。
読書感想文、絵葉書コンクール、ポスター制作、自由研究、新聞作り、本の紹介、調理実習&報告、学習ドリル。

昨年もこんなことをぼやいていました。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

簡単なのはドリルだけ。

新聞作りは熱を入れすぎて完成度高すぎ、文字数他の子の4倍。

本の紹介もレシピの再現もオールカラーでイラスト付きで完成度高いのですが、その分ちゃちゃっとは終わらない。

そして最難関の自由研究。これも一週間くらいはほかのことできずにかかりきり。

なので、40日程度ではとても終わらないのです。

 

毎度毎度、7月中に終わったという子とかってどうやっているのだろうと謎でしかありません。

作業も早いでしょうし、時間も意識できる、この程度でいいだろうという加減もわかっているのでしょうが、どれも息子には苦手な事です。そんなにやらなくてもいいと言っても聞きません。

夏休み終わりまで放っておいたから終わらないと思われそうですが、うちでは1学期の終業式の日に自由研究の道具を買ったりと、どうにかこうにか私が時間の管理をして分散してやらせているのですが…。

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