気が向く間は、ちょっと中学受験の振り返りになります。
中学受験に読んだ本には、普通に概要がわかる下記のような本も読みました。
『受験手帳』はひと月ごとに章立てしてあり、その頃こんなことをやっておこう、ということがなんとなくわかるし、実際受験生になったときには「あ、やっていないな。」と気を引き締めるきっかけにもなりました。内容はさほど濃くはありませんが。
そこまでして受験が必要かを考える
また、塾に行ってどんどん受験勉強に飲み込まれるだけではいけないと思い、下記の本も読みました。
中学受験礼賛だけしていればいいのか、子どもの受験に「疲れる、憑かれる、ツカレ親」という言い方で、考えさせられます。
下記ブログで大変わかりやすくまとめていらしゃいます。
なんとなく、エリート系ツカレ父親っていうのは様々なブログを見ていて良くも悪くも感じましたね。「すごいシステマチックだなぁー仕事みたい」と感心しつつも、ちょっと、ついていけない子にはしんどいよなぁーと。
偏見混じっていたらすみません。みなさんが、と言うつもりはありません。
父親って母親より子どもに共感できにくい方が多い気がします。
理詰めで問い詰め、逃げ場を与えない、自分ができる人ならなおさら子どもは反論の余地なし。
母親のヒステリーもいかがなものかですが(自戒含む)、ヒステリーなら子どもなりに「仕方ねーなぁ、ヒスなんだから。」って思えるけれども、冷静に言われてしまうと子ども自身が「ほんとに自分はだめだ」と思ってしまう可能性も。
ま、実際役に立つのはお父さんのブログが多いのですが。
お父さんの書くものは、上の『受験手帳』しかり、ブログチラ見と本は立ち読みしかしていませんが、『下剋上受験』など、きちんと色々と考えた上での攻略とか分析が書いてあるからです。
話がだいぶ脱線しました。
この本では、そもそもなぜ中学受験するのか、本当に必要なのか、と改めて冷静に考えさせられるきっかけになると思います。
子供の習い事.net |中学受験システムに一石を投じる 瀬川 松子さん
↑著者の方のインタビューなので、参考になります。
これを読んでも笑えれば大丈夫?
息子の中学受験時はそれなりに「今後私たちはどうなるのか」を知るために、参考になりそうなものを選んでたまに読んでいました。
ちょっと、『中学受験の失敗学』と並べるのはどうかと思うのですが、黒い講師さんこと塾講師の方の書かれているブログが面白い。本も出したのですね。買う必要はないと思うのでリンクしませんが(笑。
ikaretyugakujyuken.blog.fc2.com
実は今のブログの前身がありまして、私は当時そちらを拝読しておりましたが、そちらはもっとブラックだったのですよね。
個別教室の講師である黒い講師さんに何が何でも偏差値20くらい上の学校を受けさせるといって、個別授業をガンガン増やす親のことを、ここまで書いちゃっていいの的に連日書いていました。
いまはだいぶおとなしくなったようですが、これくらい「塾なんてこんなもん」って距離感を持ってみられていれば、「ツカレ親」にはならないのじゃないかな。
なかなか受験生親には少ないリラックスタイムでしたよ。
おまけ
一応本文に登場したので。発売当初は平積みになっていました!
お父さんの努力には脱帽!