そろそろ夏休みも終わり。
受験生の方には、いよいよ追い込みスタートとなることでしょう。
サピックスでは日曜日も志望校別特訓が始まり、家庭学習では過去問もスタートします。模試が続く秋でもあります。
どの学校の志望校模試を受けるかも含めて考えなくてはいけません。
意外と志望校欄は多くあるので、どの辺までカバーするべきか、考えるきっかけになればと思います。
うちは本当に模試では惨憺たる結果が続いたのですが、だからこそなお、実際のお子さんのデータがほしかったです。
手元には秋の模試のデータだけが残っていますので、そちらを参考になさってください。
学校 | 日程 | 志望順位 | 受験 | 願書準備 | 合格 | 合格可能性(最高値) | 偏差値差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 2/3 | 1 | ◯ | ◯ | × | 20 | 0 |
B | 2/1 | 1 | ◯ | ◯ | ◯ | 80 | -1 |
C | 1/22 | 3 | ◯ | ◯ | ◯ | 80 | -3 |
D | 1/20 | 8 | ◯ | ◯ | ◯ | 80 | -9 |
E | 2/4 | 5 | × | ◯ | - | 80 | -7 |
F | 2/2 | 5 | × | ◯ | - | 80 | -11 |
G | 2/2・2/4 |
3? |
◯ | ◯◯ | × | 50~80 | -2 |
H | 2/1・2/3 |
(3) |
× | × | - | 80 | -6 |
I | 2/5 |
7 |
× | ◯ | - | 80 | -5 |
こんな表を作って見ました!
受験について現実的に考えた学校9校です。
偏差値差は(A)を基準にマイナスで。ただし、その試験日の偏差値です。日によって偏差値がかなり違う学校もあります。
Bがいま息子の通っている学校です。Aは最初に志望した学校。
Hは受験を考えたときから現実的に考えていた志望校。結局日程の関係で受験をあきらめました。
受験したのは◯のついている5校。
基本的には1月校におさえ(D)と通いたいレベルの学校(C)を受験。
(C)の結果により、あいている2/2におさえの(F)にするか(B)と同程度の(G)にするかで、願書を揃えました。
(A)(B)(C)は全部落ちる可能性も考えていたので、2/2(F)と2/4(E)と2/5(I)の願書を揃えておきました。
幸い(B)と(C)が合格しましたので、受験は2/3で終わりました。
(C)の合格がわかるまでは2/2おさえの(F)と2/4以降の願書は出さないでおいたので、受験校のみの願書提出で終わりました。
2/3には(A)の受験後(B)の合否を見て駄目であれば、(G)の合否により(G)に行くか(C)に手続きに行くかもありましたので、2/3は夫と別れて(B)と(G)の発表を見に行くことになりました。この辺はかなりややこしいので、何パターンかのシミュレーションを紙に書いておきました。
(G)は実は対策をしたことがなく、(C)の合格で、2/2は休みとしてもよかったのですが、休みがあっても考え過ぎてしまい落ち着かない、試験慣れも必要という話を知人から聞いて、都内ではない(G)を受験しましたが、志望しておらず、テストのタイプもあまり息子向きではない(G)は、過ぎてみれば受けなくてよかったな、と思いました。遠かったので疲れた、というのが印象です。
2/3の受験校(A)は表でもご覧の通り、ずっと20%でした。
過去問の手応えはあるし、サピックスの先生にはポテンシャルはあるといっていただいたのですが(もちろん受かるかもよという話ではないです)、模試ではことごとく悪かったです。
ですので、最初から志望校に考えて一番説明会などに通った(H)にするかはかなり迷いました。
ただ、以前読んだブロガーさんの本で、
受験日が二日あった第一志望校が一日目不合格で、二日目(二日目の方が難しい)を受験させずおさえを受けさせたが、やはり受けさせてあげればよかった、と後悔されているのを読んだことを思い出しました。そこには受かるかもというより、チャレンジさせてやればよかったという意味合いが強いのかと思い、読んだときは泣きそうになりました。
(A)は、息子が初めて文化祭を訪れ憧れた学校で、超高望みと思ったのですが、常にそこを意識していたからこそ、(B)に入ることができたのだと思います。
そんな思い出に残る学校でしたので、親としても気に入っていたし、おそらく入れるだろう(H)を諦めても(A)を受けることにしました。
(B)は同様に高望みと思って敬遠していました。それで、6年の文化祭までは、一応模試の志望校欄には入れてみる程度の学校でした。ですので、結果としては志望校合格、といったところです。
そこには、(A)はもちろんですが、(C)をはじめ志望8位のおさえの(D)であっても、通えることが誇らしく思える学校だという意識がありました。
偏差値だけではない、学校の良さで選べたと思っているので、それが息子に(A)か(B)でなければというプレッシャーはなかったと思います。
合格可能性を上の表でみると、ほとんど80%になっていて、なんだか盤石みたいですが、実際は全然違います。
惨憺たる模試については次回書こうと思います。学校名を公にする気はありませんが、もし、志望校選択でもしかしたら似ているとか参考にと思われる方がいらっしゃいましたら、twitterでご連絡ください。
あくまで息子のケースですし、そういったデータ的なことに私は詳しいわけではないので、どの程度お役に立てるかはわかりませんが。