都電荒川線の7000系というのが先月引退したそうです。
残念ながら、先月のお別れイベントには行けなかったのですが、写真は春先に引退を見越して都電に乗らないかと息子に誘われて出かけた時のもの。
引退する車両を狙って、何時に来てと学校帰りに待ち合わせ。どこで車両情報を知るのだろう…。
中学へ入学以降は乗り鉄も友達と楽しみ、ほとんど一緒に「乗ること、見ること」が目的で出かけることもなかったのですが、そして息子は何度か友達とも乗っている都電ですが、息子が小さい頃わざわざ乗りに出かけたことを思い出して懐かしくなりました。
荒川区三ノ輪橋から新宿区早稲田まで走っている都電ですが、現在の住まいからはそう近くもなく、どの駅にも数回乗り換えて訪れるのですが、都内で乗れる他の電車にはない趣があります。
実際に乗ってみると、まさに生活の足として、地元の方がたくさん乗られている、バスと同じような感じです。私は時々世田谷線にも乗るのですが、路面電車は降りればすぐに道路に出られる気軽さがあり、バスと違ってこまめにやってくるので、近所にあれば相当便利。
チンチンという音も懐かしく聞きました。
私が小さい頃、もう記憶にはほとんどないのですが、家の窓から都電が見えました。通る都電を眺めて手を振っていたそうです。小さい子どもは大喜びするでしょう。
動画も撮ってみました。庚申塚から早稲田、折り返して大塚まで行きました。
帰宅にも地下鉄を使うので、都営地下鉄や都バスも乗れる都営まるごと切符がお得です。
まだまだ使えそうなきれいな車両。ピンボケでごめんなさい。
かわいい車両もあって、何本かやり過ごすのも楽しい。
10月1日は荒川線の日としていて、10月にはこの日を祝ってイベントが行われます。
車庫を解放したり、貸切のイベント列車があったり。
息子が小さい頃には、貸切のクイズの列車に乗りました。
都電荒川線「荒川車庫前」下車すぐのところに都電おもいで広場があり、古い車両を公開しています。
やはり好きなのは、今回通っていませんが、王子から飛鳥山あたりでしょうか。
荒川線唯一道路を走る区間です。さらに急坂になっています。
春は桜も美しい。
さらに沿線には子どもの楽しめるあらかわ遊園があります。
小さいお子さんのいる家族なら楽しめること間違いなしです。入園料も驚きの安さ。
でも、ゴールデンウィークに訪れた時は大変賑わっていて、乗り物も1時間半待ちなどもありました。
動物にも触れ合えて、観覧車やジェットコースターも。息子のお気に入りは豆汽車でした。
古い写真でスミマセン。ここにも都電6000系が展示されています。
路面電車は長崎や鹿児島、松山などでも旅行の折に乗りましたが、観光要所を通っていて大変便利ですね。松山ではとても古い車両が走っていたのが印象的でした。
都電は車体もいろいろカラフルでかわいく、ラッピング車両などもあります。