悩める子育て

幼児から中学受験→難関校からの大学受験、その先を考える

怒りからの解放とは

私自身、わりと厳しく怒られる子ども時代でした。
ほとんどが兄弟げんかでしたので、それがない一人っ子の息子はある意味羨ましい。

しかし、実際は結構「こわい母ちゃん」だったかもしれません。
もともと子ども好きじゃなかったし、自分があまり甘やかされなかったので、わがままな子ども嫌いだし。

そうは思っても我が子はかわいい♪ かわいい、かわいい♪
我が子は違うのだ。

だがしかし、「叱らない育児」をする人の脳みそはどうなっているのか、皆目理解できない。それくらいには怒ります。

だいぶ過ぎてしまったので、息子の小さい時代はかなり霞がかかって美化されて、「優しい母」みたいな気がしてしまうけれど、やはり結構どなっていました。

夏は窓を開けていると、ついつい怒りマックスになるにつれ、声がでかくなってしまい(なぜなんでしょうね)、途中で気がつきさりげなく窓を閉める、ということがたびたびあった気がします(隣の人ごめんなさい)。

それで、いまもツノを出しては、寝顔に「ごめんね」とつぶやいているお母さんを応援したい気持ちでブログを始めたのでした。

私が少しだけツノが出なくなったきっかけは、以前の記事でも書きました。
この子、やらないんじゃなくてできないんじゃないか、自分とは違うのだ、と薄々感じてきてからでした。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

応援なんて、偉そうに書いていますが、先日も大げんかをしてしまいました。
ここ二、三ヶ月、ほぼ学年末テスト終了後あたりから、ずうっと、ほとんど勉強しないのです!

それでも保護者会では

 

「お母さん、勉強のことは大丈夫です。子どもを信じて口出ししないでください」

 

なんて先生から保護者に向けて言われていたし、以前より少しは「言っても何も変わらない息子」を見続けて私なりに学習していたので、堪忍袋がパンパンになりそうになると、

ipad miniを持って寝室にこもってゲームをするの術」

でやり過ごしてきたのですよ!! 二、三ヶ月頑張った!

 

世間一般的にはそんなに「生意気息子」ではないとは思うのです。
どちらかというとほんわか系。「くそばばあ」なんていうタイプではない。

それでも思春期男子。やはり何か指摘されるのは大嫌いのようです。

私の話したい本論に入る前に、自分の言い訳と、「だから〜やるって言ったじゃん!」(息子)「そんなこと聞いてない! 言ったじゃんていうな!」(私)の応酬。
もう、常にボイスレコーダーで録音しなきゃならんの?
普通に「わかったよ」って言えばいいのに、全然約束守らないんだから!!!
私は子ども時代、やってなかったことを指摘されて親に刃向かったことはなかったので、なんとも納得いかない。

結局、なにがなんでも反省しないし自分のやり方しか(やれてないくせに)取り入れない!ということで、決裂し。

あああー、私にはわかるんだよ、そんなんであとで苦労することが、そしてそのツケは親が払わなきゃならないことも。息子よ、もう少し賢くなれよ。。。

でも仕方ないのですね。
子育てって、小さい頃は特にいろいろ大変すぎて、「私、いま試されてる?」と感じることがたまにありました。
また久々にその気持ちでいっぱいです。

わかっていても目はつむる。本人が理解しない限り、何も変わらないのだ。

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

自分で書いたじゃないの〜〜! 息子は自分とは違うのだ。
もう息子もいい年なんだから、私もそろそろ子離れせねば。

ああ、子離れ、これも校長先生がおっしゃっていましたね。

このくらいの子どもの親の重要課題なのでしょうね。

先日は決裂後、私はやはり「ipad miniの術」、息子は「ふて寝の術」でお互いやり過ごし、夫が作ってくれた夕飯で、お互い何事もなかったように「いただきます」で終了。
怒りを長引かせることができないところはお互いの長所かと思います。
そして私はしばらく息子の勉強のことは一切考えない、と密かにこころに決めました。

タイムリーにこんな記事を見つけました。

 

「ライフハッカーの術」で怒りから解放できるでしょうか。