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悩める子育て

過ぎてみたらたいしたことなかったいろいろ

大切なのは勉強をさせることじゃなく勉強に興味をもたせること

親として 習い事 進路 幼児期 中学受験

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早生まれはスポーツが苦手?

お読みいただきありがとうございます。
早生まれにスポーツのプロ選手が少ないという話を聞きます。下記サイトに種目別の選手の生まれ月が載っていますが、かなり偏りがあるという印象。

 

www.volleyball.gr.jp

 

生まれてくる月によって変わる、ということは、後天的な環境が大きくその後に影響しているということですよね。

実際早生まれの私も子どもの頃は足が速かったのですが、小学校3年生くらいまでは、平凡な順位でした。4年生以降、体格が人並みに追いついてからぐんぐん順位が上がった気がします。

人より得意なものでもそうであれば、人と同じ能力のものなら、成長の差で「苦手」部類に入ることになります。

すると本人のモチベーションが下がる、好きでないから余計にやらないという悪循環になっていきます。

 

ここで言いたいのは、早生まれは残念とかどうすればいいかではありません。
要するに、環境がモチベーションに大きく影響するのであれば、そこをできるだけ親がうまく作ってあげることが大事だということです。

決まった集団の中ではどうしようもできないので、あとは家庭や習い事の中で、どれだけ工夫して子どもが「あれ、これ得意かも!」って思えるような状況を作ってあげられるか。

習い事も向かなければ辞めてみる

以前も書きましたが、息子は体操教室に通っていましたが、小学校入学を機に辞めました。

そこはどちらかというと得意なお子さんが多く、また、努力してできるようにしてくるお子さんも多かったので、平凡〜ちょっと不器用な息子がすぐにできるようにならず練習もしないので差は開くばかり(親は練習をさせようとしましたが、やる気がなく断念)。しまいに、逆上がりができない息子が介助されるのを笑われたり、跳び箱の順番で後ろで「どうせできないだろう」と囁かれたり。

 

そこで苦手克服とばかりやっきになってやらせるという手もあったのでしょうが、私は息子が辞めたいと申し出た時点で、なにも言わずに了承しました。むしろ、ここにこれ以上いると、必要以上に苦手意識を育ててしまうと思ったし、そこそこできるようになったからなんなのか。実際小学校で逆上がりはできるようになったし、できたらなんなのか、そのときの成績がひとつ良くなる程度でしょう。

負けず嫌いなお子さんなら、ひとつずつなにかを克服していくのもいいのかもしれません。 でも、冷めた見方をすれば、所詮努力して人並みかちょっとできるようになったところで、得意にはなかなかならないのかもしれません。

なんでもそれなりにこなすけどなにも得意でもない子にするより、なにかが光っている、そのことなら誰にも負けないってことがある方がいい、と思いました。

そういう意味では、習い事っていろいろさせてみて、合わないものはさっさと辞めて次に行くというのもアリなのかと思います。なにかと「すぐに辞めるのは…」と苦言を呈する人も多いですが、子どもはあっという間に大きくなります。

 

勉強は簡単には諦められない

誰でもが運動や芸術が得意になる必要はないと思うのですが、勉強はそうも言っていられません。

 

中学生になると、反抗期も手伝いなかなか親の言うようにやらなくなってきます。いくら話しても、結局本人のやる気がなければ、効果的な勉強にはつながらなくなってきます。

そのときに急に放任したところでやらないだけですし、無理やりやらせようとしたところで、衝突し、へたをすれば親子関係も悪くなっていきます。

 

勉強への興味は子どもが素直に親の影響を受ける小さいうちにつけてあげることが大事のような気がします。

勉強への興味をつけることと勉強を小さいときから管理してさせるということは必ずしもイコールじゃありません。

「お勉強」じゃない好奇心の刺激

どうしても、小さいうちに先につながるようなお勉強をさせたくなりがちですが、すべての子が文字を読んだり算数的なものに食いつくわけでもないと思います。

子どもが興味を持っているかどうかを無視して無理やりやらせると、逆に勉強は嫌なものという印象が付いてしまう気がします。

早生まれの話に戻りますが、人よりできないものなんて、あまりやりたくないですよね。それで嫌な印象が残ってしまう。
本当は体の成長が追いついてくれば、得意になったかもしれないものでも。

私は息子が単調な作業に興味を持ちそうになかったので、公文の算数をやらせるのをあきらめました。その分、知的好奇心の旺盛な息子に合わせて、本やテレビ番組(幼児期は歴史にはまっていました)、鉄道DVDなどを見せ、科学館の会員になり、博物館や寺社めぐり、本人が興味を持ったドラムを習わせました。

 

どうしても、即効で知識となる「英語」や「計算」などに目が向きがちですが、本人の知的好奇心を満たしてあげると、「もっと知りたい」「知ることができると楽しい」となり、そこから「本を読みたいから文字を読めるようになりたい」と長い目で見れば、勉強につながっていくと思うのです。

うちの息子は鉄道が好きですが、大きい模造紙に東京の路線図を書いていくという作業を長い時間をかけてすこしずつ進めました。
都内を移動するときには小さい頃から息子に案内を頼みました。当然駅名を読めるようになり、地理を覚え、地名を覚え漢字はどんどん吸収していきました。幼稚園で漢検に合格しましたが、ドリルを努力してやった、というわけではありませんでした。

それから、興味をもってなにかを知ると、それを親に教えたくなります。それを聞いて「すごいねー、そんなこと知っているんだ」という機会が増えました。

そういう体験が、「知識を持つことの快感」につながったかもしれません。

テレビ番組は好奇心を刺激する宝箱

テレビを見ない教育をされている方もいらっしゃいますが、面白くてためになる番組はかなりありますし、興味があると大人向けでもがっつりはまっていました。

息子は教科で言えば歴史に最初に興味を持ちました。
その最初のきっかけは、なんと「ドリフターズ」のコント番組でした。
当時は過去の番組のDVD-BOXがでるとかでたびたびテレビで過去のものを放映していました。

たまたま見たドタバタコントに爆笑している幼稚園の息子を見て、録画して繰り返し見るようになりました。
そこで、「忠臣蔵」や「水戸黄門」「新撰組」「暴れん坊将軍」など時々挟まれるコントから時代劇等への興味に移っていきました。

それで幼稚園ながら語彙力が大きく増えた気がします。水戸黄門から水戸光圀の本当の人物像についてと発展していきました。

その頃日光へいき、東照宮にて徳川家康の墓を見て、家康の辞世の句を覚えました(コントでも浅野内匠頭が辞世の句を読むシーンがありました)。日光江戸村では大岡越前の裁きの寸劇を真剣に見ていました。(当然お土産は水戸黄門の印籠です)

 

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そんなわけで、のちに小学生になってから、以前ご紹介した歌舞伎教室に参加したときは、長い袴をはけて感無量だったのではと思います。(浅野内匠頭のような衣装)

 

vt-maguna.hatenablog.com

 

あとは、テレビ番組「日本史サスペンス劇場」などで随分歴史への興味が培われました。

科学はNHKの「コズミックフロント」という番組を小学生のときによくみていました。本格的に一つのテーマを掘り下げる番組で大人でも見応えがあります。

その頃の息子はたびたびホーキング博士の番組や本を読み、将来の夢は科学者でした。

池上彰さんの番組なども毎週やっていたので、社会的なニュースにも大変興味を持ちました。

 

子どもにも本物を

面白いのは、子ども向けのものが少なかったことです。
子どもであっても、「これはわからないんじゃない?」と思わずに本物を見せることでどんどんはまっていく子もいるのです。

Eテレでも夕方は毎日子ども向け番組をやっていますが、むしろそれらはあまり見ていませんでした。

寝台特急あさかぜが引退する前に家族で乗ったのですが、引退記念に出た大人向けのDVD付きの本をとても大事にしていて(当時3歳くらい?)、そのDVDを穴があくほど見ていました。電車が写っているから、だけではなく、長いインタビューなどもずっと飽きずに見ていました。


アサヒDVDブック さよなら 寝台特急あさかぜ 名門ブルートレイン栄光の軌跡


そういえば、私が小学五年生のときに病気をして長く休んだことがありました。このとき、母がゴッホゴーギャンなどの有名な画家の本や「レ・ミゼラブル」を借りてきてくれました。普段とりたてて教育熱心な母ではありませんでしたが、子ども向けでない本にわくわくして分厚い本をどうにか読み終えたのを覚えています。
子どもなりに達成感をもった出来事でした。

息子は私より読書家なので、神保町の古本市などに行き、古〜い老子の本など買ってきたりします。

小学校中学年で漱石を読んでいました。
「まだわからないだろう」と思いましたが、そこは言いません。子どもながらに、わかったふりだろうが背伸びする気持ちを大事にしたいな、と思っています。

 

息子の友達で、鉱物など理科に興味があり好奇心旺盛な子がいましたが、親御さんは定番の習い事を「嫌がらないから」という理由で続けさせては、練習しないから全然上達しないと愚痴っていました。

いろいろあって今は勉強に対する意欲も自信もすっかり失ってしまって成績が厳しい状況にあります。
それで、まずは憧れからと思い、息子の通う大学の研究室の講座に誘っても、「部活と塾と習い事で忙しい」といっています。
そうして、「全然やる気がない」と愚痴ります。

 

私なりにやる気を出すところからじゃないかと話しましたが、親御さんは現在の成績が少しでも上がるとか課題をきちんとこなすことの方にしか意識がないようでした。
それならせめてやる気のない部活と習い事を辞めさせたらと思うのですが。。

志望校を決めるのに学校説明会に行ったらとおすすめしても、なんだかんだ言い訳をして行きませんでした。

それで、「本人に危機感がないのが悪い」と言います。

親御さんがやるべきところをやらずに全部本人のせいにしているようで、ちょっともどかしく思いました。

 

やはり小さいときから地道に様々なものに興味を持たせるって大事かもしれない、と思います。
それと、根性論はいまだ根強く、一度初めたことは簡単にやめないとか、どちらかというと苦労を買ってでもしろ、といった風潮を安易に取り入れがちですが、それによる目的はなんなのか、子どもをどういう風に導きたいのか考えるべきと思います。

 

すぎてみると本当に子どもになにかチャレンジをさせられる時期ってすごく短いです。

受験が関わるとできないことも多くなりますが、それが18歳までのうちに受験関係で受験2回(中学・大学または高校・大学)として各2年くらいずつ費やされるとして、0歳から14年。

本格的になにかをやらせようと思うのが3歳くらいからとすれば、12年。
特に中学に入れば本人の意思で部活や習い事も考えるとすれば、親が導けるのがそれまでだったら12歳までの10年程度。中学受験するなら10歳までのたった8年程度となります。

 

その間に本人の核となるような、影響を与えるような経験をさせたり、自信をつけさせたり、受験勉強だけではない勉強そのものもやらせなくてはいけない。

今の時間を大切に、惰性の習い事や塾などをしているのはもったいない!と思うのです。

 

 

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